「ぽこ」と呼ばニャいで！

そぞろ歩けども意外に奥が深く、終わらない北千住散策。
前回、子宝湯の「わ板、ぬ板」発見に興奮してしまい、見落とした物がありました。

同じく板サインのあった、大黒湯の煙突を見上げると・・・


何か登っています。サルの様に見える？
なかなかの遊び心であるけれど、煙突掃除の時に邪魔にならないのかな。


建物はお寺と見まごう程の立派さ。昭和4年築。
江戸東京たてもの園に移築された子宝湯と同年だ。負けてないワケです。


昔、千住大門があった付近の駐車場で発見。
見事な彫刻を施した門柱。片方の柱にしか残っていなかった。
当時は遊郭だった建物があったに違いない。
ほったらかしでこのまま朽ち果てていくのでしょう。もったいない。


旧千住郵便局電話事務室。こちらも昭和4年築。
数年前より閉鎖中。


スクラッチタイル貼りなのにこのアール。
ピン角というものが見当たらない、徹底したモダニズム。


なぜわざわざアールの途中に窓枠を造る？


電話局の対面にもふしぎ建物発見。
看板には「和田」のサインが。
その横には縦長の巨大なロゴの跡があります。
「足立・・・会社」とまではかろうじて読める。


住宅街に唐突に建つ、薄ピンクの小さい洋館。


ハイカラな市川歯科医院。


でも袖看板は、北千住お馴染み「千住絵馬屋吉田家」の地口行灯。
粋だね！

そろそろ赤提灯が恋しい時間です。