「ぽこ」と呼ばニャいで!
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今年の1月、ちょっとだけ訪れた北九州は門司港の近く 清滝という地区にすっかり惚れ込んでしまったアタシ。 「開発が進んでるから早く!」と、建築家のMちゃんの尻を叩いてぶらり街歩きに来ました。 まずは腹ごしらえにランチ。 大正10年築、三井倶楽部。 三井物産の社交倶楽部として建てられた後、旧国鉄の所有となり 北九州市に寄贈され、平成に入ってから町興しのため門司港駅前に移築された模様。 1Fのレストランで、門司名物焼きカレーを食べる。これも町興しメニュー。 カレードリアとどう違う?という意見もあるが、なかなか美味しい。 焼きハヤシライスもあるでよー。カレーともどもバナナ入り。 門司はバナナの叩き売り発祥の地、だそうな。 というワケでデザートもバナナ入りゼリー。 こちらはハッキリ言っていただけない(-_-;) 100円の見学料を払って2Fに上がると かのアインシュタインが宿泊した部屋とかが見れます。 バスルームだけでこの広さって・・・。 明治24年築、旧九州鉄道株式会社本社屋。現在は鉄道博物館。 鉄子ではないので外観見学のみで済ます。 昭和5年築、門司区役所。 取って付けたようなパラペットに「なんじゃこりゃ?」と思ったが エントランスは味わい深い。 区役所の裏からは山の斜面に沿って古い住宅地が広がっています。 私道と思われる階段が、斜面の裏道にそこここでつながっていたのだが マンションに変わってしまった場所は全てしっかりと封鎖してしまった。 遠回りしたくないので近道を尋ねると、なんと周辺を案内して下さるとの申し出が。 いえ、駐車場にいたサビっ子ではなくて。 この地で生まれ育ったおじ様、ご自身も築100年を超える家にお住まいだとか。 写真を撮ろうとしてもフレームから外れて下さらず、このようなショットが多くなった。 また残念なことに滑舌がお悪く、話の半分しか理解出来ず・・・(~_~;) 昭和25年創業、料亭ひろせ。 昔は芸者も上げられたけれど、現在門司には芸者さんゼロ。 年に1度、イベントのため他の地区からわざわざ呼ぶだけらしい。 蔵もありました。 清滝は右に行っても 左に行ってもとにかく坂、階段だらけ。 散々坂を登って到達する、てっぺんにあるこのお宅は 階段を上って門にたどり着いても、玄関まではまだまだ坂が続く。 おじ様曰く、この町で生き残るのは健脚のばぁ様だけ、と。 確かに道で出会うのは女性ばかりだった。 冷静に考えてみると、こんな地形で開発が進められるわけもなく 新築マンションは坂下の大通り沿いに限られている。 前回見た元置屋さんの公民館の前でおじ様とお別れ。 「この道を登って行くといいですよ。」との言葉に従って坂を進むと えぇーっ!こ、ここは探し当てられたらラッキー、と思っていた酒屋さん! 角打ちなんですー アタシのココロをまるで見透かしていたようなおじ様・・・・。 昭和初期から創業のこのお店、昭和20年に商店街からこの場所に疎開して来たそうです。 建物は築100年超え。 北九州は角打ち発祥の地で、魚住酒店はマニアの間では憧れの総本山的存在なのです。 ドラマや映画のロケでも良く使われるそうで 一見キリンビールと思われるこの瓶、実はNHKドラマのため製作されたオリジナルラベル。 店内にはそんな、なんちゃって日本酒や広告ポスターが沢山ありました。 おばあちゃんが枝豆をサービスしてくださったり、とても良いお店。 いい小休止になりました
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