東欧建築ツアー21
泣いても笑ってもウィーンを発つ朝。早起きして最後の散策に出かけます。まずは隣駅の構内にある「BALLY」というスーパーでお買物。ここがおススメだとコンシェルジュで教わりました。ソーセージとか生ハムとか。あと今の東京ではちょっと危険で食べられないキノコ類。自分の物はなーんも買ってなかったので、帰国日の食材をお土産代わりに購入。地下鉄を乗り継いで「ケッテンブリュッケンガッセ駅」に到着。予告編(?)で登場したカールスプラッツ駅と同じ、オットー・ワグナーの設計。その2駅の間、運河を一部埋め立てた広場に「ナッシュマルクト」という野外マーケットがあります。朝早すぎてまだ半分も開いてませんでした。ガイドさんの言うとおり、9時くらいから店開きするのだろう。オーストリアグッズ、衣料品、花屋などもあるけれど大半は、惣菜、オリーブ、香辛料、八百屋さんが1km弱の長さの間で繰り返される(=_=)右下にまねき猫がいました。ボケボケだけど。カールスプラッツ駅が見えてきました。実はこの駅、向かい合わせで同じ駅舎が2棟の構成なのです。カールス教会。これぞ、ザ・バロック建築という風格。同じ広場に面したウィーン工科大学。教会の裏の建物。エントランス上の緑色の装飾が印象的。フランス大使館。表通りの面には入口が無い。裏通りからこっそり入る珍しい造り。欧州連合機関?・・・かも。商工会議所かも。シェーンベルクセンターの入るビル。書店かも。歴史的建造物にテナントでマックが入るの図。ヨーロッパではありがち。ウルスラ教会と同じ通りにあった教会。どこもクローズされている。ちなみに小さいウィーン国旗が飾られている建物は重要文化財指定の証し。カプツィーナ教会。別名、皇帝墓所。ヴァチカンの「ピエタ」のオマージュか?ハプスブルグ家の方々が祀られている教会です。シュテファン大聖堂には彼らの心臓だけが葬られどこかの教会には小腸だけとか、ワケのわからない祀られ方をされている。シュテファン大聖堂の広場に出ました。屋根の双頭の鷲も初日に雨の中で見た「ハースハウス」も晴天だとこんなにキレイ。ドイツ銀行。時間切れのため、ここから1駅だけ地下鉄に乗りホテルに戻りました。ずーっと調子がおかしかったけれど、飛行機の中で本格化した風邪を連れ帰国。時差ボケと共に数日間思い出に浸って過ごしたのでした。人も親切で、美しい街だったウィーン、プラハ、テルチ、ブルノ。またすぐにでも出掛けたいキモチになる、素晴らしい東欧旅行でした。