バガージマヌパナス書籍名:バガージマヌパナス著者名:池上永一 出版社:文春文庫 \590 感想: フラームン(馬鹿者)の綾乃は、高校卒業後、就職も進学もせず、近所のオバァ、オージャーガンマーと、南の島のガジュマルの樹の下でユンタクして、毎日のんべんだらりと過ごしていた。が、神に強引に説得?され、ユタ(シャーマン)となる。その過程が、おもしろおかしく過激に語られている。 第六回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。 著者池上永一の、風車祭を読んで、とても面白かったので、かなり苦労して、書店を数軒回って探し出した文庫本。この作品も面白いが、やはりなんと言っても、風車祭が、すばらしい。 |