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ペット喜怒哀楽

百年の預言

書名 : 百年の預言
著者 : 高樹のぶ子
出版社 : 新潮文庫 上\780 下\740

【楽天ブックス】百年の預言(上巻)

感想 : 面白かった。外交官真賀木奏とバイオリニスト走馬充子の恋愛にルーマニアの革命、楽譜の謎。

* 経済が行きづまれば、政治に関心のない人々までも反政府勢力に駆りたてられる。それを押さえこもうとチャウシェスクは、セクリターテと呼ばれる秘密警察や密告組織を作り上げていったわけだが、こうした経緯は、どの時代のどの国家においても、独裁が自滅していくパターンとして共通しているのかもしれない。

* 逃げ出した先が、ここよりいいと思える者は幸せだね。どこへ行っても同じだと考える人間は、逃げだそうなんて思わないもんだ。

* 「頭で作ったものは、感心させることはできても感動は与えられない...心と指先を直結しなさい...」

* (新型電話は超高感度マイクとして作用する)。 電話を持たない家が多い農村用にも、対策は考えられた。小型マイクロフォンをコンセントのプラスちっき胴部に取り付けたものや、マイクロ発信器を組み込んだテレビなどだ。レストランの灰皿と過敏は、電池で動く薄い発信装置付きの陶器製に変えられていく。この陶製灰皿と過敏は、元々はソ連のKGBが発明したもので、東欧では広く使われていたらしい。(なんかなぁ、東欧と北朝鮮の関係を考えると、こんな感じなのかも。TVの普及率はこのころのルーマニアより下ってこと...)


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