殺しへの招待書名 : 殺しへの招待著者 : 天藤真 出版社: 創元社推理文庫 \714 1997.5.23初版 感想 : 一部は2005.9.18日記へ * 相変わらずいまや古語になりつつある単語が出てくる。1973年に初版だったのだから、30年たつと、こうなる。だから面白いのだけれど。 タイピスト...今どれくらいいる? しかも和文のだと? * リフト、英語式で米語式でないだけだけれど、エレベーターをリフトと言って、どれだけの日本人に通じる? * 〒番号3桁だし。これってでも、今のになってからまだ3年、4年ぐらいでしたっけ? いつ頃から〒番号って使ってる? たしか導入前には、管理主義だとか色々反対意見が多かったと記憶している。 * 「突っ殺す」 つんのめる、つきとばす、までは標準語。 埼玉北部でつんの付く他の言葉を聞いたことがあるけれど... 突き殺すが突っになるのは、滅多に見ない。 * 国際線で羽田着だもんなぁ。 成田空港建設でもめたなんて...知らない若者増えた...と思っていたら、高校の日本史の教科書には載っているそうな。 *「都合のいいことだけPRして、まずいことはひた各氏じゃ、今の政治か並ですからね」 はは、いつまでもだわ。30年後の「今」もね。 * レズビアンが異常者扱い。今だったら問題だわ。 * またしても、最後の最後でどんでんがえし。ふふ、今度も犯人、私には当てられた。ただね、どうして出てくるのかわからない、誰がやったのかわからない部分の描写があったのだけれど...それについては誰も解説してないんだけどなぁ。モテルの内部の写真を撮ったのは誰? 中に入って行くのを取るなんてのじゃなくて。 * 登場人物の住所 目黒区武蔵小山の桜井さん どきっとしました。 品川区小山の桜井さんって知人がいたのね。 |