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ペット喜怒哀楽

ペギー・スー ii

ペギー・スー(2)

書名 : ペギー・スー ii蜃気楼の国へ飛ぶ
著者 : セルジュ・ブリュソロ
出版社: 角川文庫 2005.9.25初版 397ページ、\619

感想 : iとは別の面白さ。
これって、思春期のあの抑圧感、特別感、なのかなぁ。
暗い思春期?

気になった表現
「僕はとても貧乏だった。誰もが死にそうなほど腹をすかしている村で育ったんだ。待ち受けている将来に魅力的なところはまるでなかった。そんな人生は送りたくなかった。わずかばかりの金のためにくたくたになるまで働いたり、貧乏生活のおかげで若死にしたり、そんな人生はどうしても嫌だった。あるとき、聖なる丘に住んでいた先住民が、魔法の蜃気楼のことを話してくれた。(...)入ったが最後、二度とこっちに戻れないことも...異次元の金メッキの罠から逃れようとした人々の死骸が砂漠の砂になっていることも教わった。だけど僕にとってそんなことはどうでもよかった。その時の生活の比べればまsぢに思えた。だから、初めて蜃気楼に遭遇したとき、思い切って飛び込んだのさ。」   これって...色々考えてしまう。戦後北に渡った人たち、今でも難民になる人たち...

「人間の心の中にある喜びと希望の全てを破壊するんだ。人間の生きる意欲を奪い、落ち込ませる。そうやって二日間も攻撃され続ければ、人はもうなににも興味を持たなくなり、悲しくてすべてにうんざりするようになってしまう」

「思い切りふざけられると思ってここに来る子は大勢いる。テレビゲームの登場人物にでもなった気なんだろう。それが攻撃されたとたん、現実に目覚めるのさ」 暴力団に入る子、軍隊に入る子...現実は死との直面。

「セバスチャンにならできるのではないだろうか? なにしろ男の子なのだから、機会に詳しいはずだ...」こういう所で出るのよねぇ、著者の男女差発言...


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