ペット喜怒哀楽

2004/04/11(日)17:01

昨晩は沖縄ショック、明け方はアルジャジーラに感激、今朝は獣医さんへ

沖縄(16)

昨晩、 沖縄に行く前に 沖縄のことを少しは学習しようと あちこちのサイトに行きました。 少~しは 分かったつもり。 あとは 一緒に行くAさんに 任せっきりでどうにかなるだろう なんて思っていたんですが、 最後に接続したサイト、 沖縄語のサイトだったんです。 ここ、 方言研究のために どんどん標準語化してしまう 貴重な方言を残す活動を してらっしゃるところ らしいのですが、 音声が入っているとのことでしたから 聞いてみました。 そのまま ひらがなでも書いてあるのですが、 わからない。 ともかく わからない。 聞いている内に なんだか 気分が沈んできちゃったんです。 冷や汗かいていたんですね。 えっ、 通じるんだろうか これって 急な話で 何の予備知識もないまま ビザ取得ぎりぎりで 行った 中国観光の時と同じ状態になるんじゃないだろうか ってとっても不安になったみたいで。 あの時は 本当に苦労しましたから。 何しろ ニーハオと謝謝しか知らないに近い状態でしたから 天安門広場で、 後ろに下がった時に 誰かの足を踏んでしまって でも、「ごめんなさい」も言えなかったんです。 しかも踏んだ相手は軍人だったし。 別にどうにもならなかったけれど、 ごめんなさいは必需用語! そうそう、 「トイレはどこですか」は 覚えて行ったんですけどね。 んで、 北京の一流に近いホテルの フロントですら まともに英語が通じない。 結局 漢字の漢文調子筆談でしたから。 んで、 沖縄語、 「にふぇーでーびる」は 知ってるけれど、 やっぱり知らない「ごめんなさい」 まぁ、 なんとかなるだろうとは 思っておりますが。 ************* 今朝、 ホテル代わりの動物病院に 犬A君を連れて行きました。 朝 出がけに いつものXXXが出せなかったの。 たぶん、 状況を察知してたからだろうとは思うけれど。 だから 病院の診察台に乗せられて 恐怖の脱糞してしまいました。 初対面そうそうのそそう。 獣医さんは慣れたもんでしたが。 最初はぶるぶる震えていましたが、 こちらと別れる時も 特になんともなく、 すんなりと。 そうそう 一週間預かっていただく間に、 狂犬病と、混合ワクチンも 両方しておいて頂けるそうです。 また連れて行かなきゃならないと思っていたから 楽になりました。 家に近付くに連れて 私が思ったこと 「あ~あ、きっと帰ったら またXXXされているんだろうなぁ」 それから気付いたんですね。 犬A君を預けた帰りなんだと。 帰宅しても 犬A君がいるわけないって。 ははは。 家が近付くと悪い予感という 嫌な習慣ができている わたしでした。 上の二つ、 自分でも思うんですが 私って 悲観論者みたいよね。 ************ でも、 今朝から 楽観論者になれそうな気分です。 誘拐された日本人3人の件、 日本政府はやっぱり見捨てたも同然でしたから アメリカが援助するって言っていたけれど トム・クランシーの小説並の 特殊部隊でも出てこない限り だめなんだろうなって思っていました。 昨晩のニュースで アルジャジーラが 3人の家族にインタビューしたのは知っていました。 CSでアルジャジーラの放送があるってことも 知ってはいましたが、 マンションのCSアンテナは 選択制で全局が入るわけではなく ここでは見られないんです。 CNNは入れているんですが、 アフガニスタン以降 どうも アメリカよりの視点だから ちょっと鼻についていたんですね。 アルジャジーラでも見たら バランス取れたのかもしれませんが。 今朝、 (これを書いている時点では、 まだ解放されたかどうか不明ですが いずれにせよ) テロリスト?の解放声明が出されているわけで それ自体すごいなぁと思いました。 アルジャジーラって、 アメリカ側視点だと、 まるでテロリストの報道局みたいに言われているけれど でも、 中立なんですよね。 たぶん。 アルジャジーラの 家族インタビューが 効果を成したんだと思います。 でもね、 やっぱり 問題は もっと難しいの。 多数決が民主主義の基本である以上、 49は51に負けるから 49が反対しても 51の賛成で事は進む。 49が自衛隊のイラク派遣に反対していても 51の賛成で派遣されるわけで 派遣されれば 49も 力及ばなかったから テロの対象になるんですよね。 国民主権国家である以上 首相や与党がが独断専行的に見えた行動を取っても その行動は49の方も 51に含まれて 自衛隊派遣をしたことの責任は 日本人全員が取るってことに なってしまうんですね。 アルジャジーラの報道で 心を動かされ 論理を受け入れてくれた 犯人達 なんだか 感情も論理も通じない文化圏って感じがしていましたから (こう感じることは、私がアラブ文化を知らないからなのかもしれませんが) やっぱり同じ人間なんだと 楽観主義でも大丈夫かもしれないって 少し、 いえ、 とても嬉しくなりました。 論理も感情も伝わらないテロリスト ではなくなったんですね。 でも、 テロリストはいるわけで、 むしろ 今回のテロリストは たぶん 本来のテロリスト達からみたら 軟弱な存在なんでしょうね。 だから、 やっぱり 49の方でも テロリストには狙われるんですよね。 少し前までの 軟弱外交と言われていた 日本の外交 どこに行っちゃったんでしょう。 軟弱でも それで平和なら それが女性的だとか 筋が通っていないと言われようと 西欧文明の論理的な外交とは異なろうと 男性文化に近い強者の論理でのアメリカ型外交と異なろうと 構わないじゃないですか。

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