パニック障害との日々

2012/01/05(木)22:41

「毒」でもありがたいと思う

先月 つくづく思った事があるんです 覚王山アパートの玄関ギャラリーに 約一ヶ月間 週5日ずっと通う事ができたこと 展示できたこと 薬のおかげだよなぁ~って もともとサプリですら薬とか錠剤や粉薬なんて大嫌いで 1粒ずつしか飲めない私が 病院で処方された薬なんて3日と飲まない私が もう10年 毎日薬を飲んでいる 反抗して飲まなかったら 起き上がることすらできなくて 勝手に減らしたら 目眩で 立てなくて これがなければ私は立ち上がることすらできないのだと 思い知りました 心療内科に通い始めた頃 院長先生に 聞かれました これからどうしたいですか? 私は 治りたいです と答えました 治ったらどうしたいですか? 以前のようにバリバリ働きたいんです と答えました 院長先生は 薬は あなたに無理をさせる為に処方するんじゃないんです せっかく治っても以前と同じことをしていたら又同じことを繰り返すだけです 自分が無理をしていることにまず気づいてください いま体が動かない事がそれを証明してるでしょう それだけあなたは疲れてるんです 加減をして生きる事を 身に付けなければ 薬を処方する意味がない というような事を言われました 風邪は 体が疲れているから休みなさいと言う信号 風邪薬は無理をするために飲むものじゃない もし薬がなかったら私は寝たきりで 窓から空を眺めるしかない10年だったと思います そう思うと 今は発作や記憶が無くなるとかの不自由はあるけれど 起き上がり 犬の散歩に行き 普通に歩いてトイレに行ける 今は 慣れた場所なら一人でも出掛けることができる こんなありがたい事はないと 思うのです 今だからこそ そう思えますが ひどかった頃は そんな言葉は良くなった人にしかわからない!!と いら立つばかりでした まだまだ薬は 夕飯後に5錠 寝る前に1錠 飲んでます この先 どんなに良くなったとしても 最低限2錠にまでしか減りません 本当に飲みたくないです でも 飲んで普通に近い生活ができるなら ま薬や かくせい剤 の分類であろうが 処方されたことをありがたいと思えるようになりました 病気を治すのは自分です 薬はその手助けをしてくれてる くすりに依存しても治りませんが 全否定しなくても良いと 今の私は思うのです ありがとうございます

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