幸せなシッポッポ♪ II

2012/04/19(木)17:53

続 ・ 長かった一日   ~ 日本動物高度医療センター ~

ひめ 蛋白漏出性腸症(13)

ひめの検査に行った月曜日(16日)の詳細、続きです。 日本動物高度医療センター に、ひめをお願いした後、 多摩川の土手を そらとお散歩しました。 どこまでも続く長い土手は、絶好のお散歩コースです。 でも、ひめがいる医療センターの建物の前から離れられずに、 同じところを行ったり来たり。 そらは 遅い朝ごはんを食べました。 ひめにお付き合いさせちゃってゴメンネ。 付き合ってくれて ありがとうね! パパは、朝ごはんもしっかり食べたし、 昼は土手でコンビニおにぎりを食べました 「 外出してて大丈夫ですよ 」 って言われたんですが、 とても遠くへ行く気になれません。 用があって受付に行ったとき、 受付と待合室に 大きな声が響き渡ってました。 まさかね?  でも、なんとなく聞き覚えある気もする。。。。 ひめ でした ステンレスのケージの中で、ひとり大騒ぎしてるようでした。 恥ずかしいし、申し訳ないし、 それに、朝から絶水してるのに、あんなに吠えたらどんなに喉が渇くだろう? どんなに水が飲みたいだろう? ドア開けて中に押し入って ひめを抱きしめたくなりました。 まったく ダメダメな母です 私はな~~んにも食べる気になれず、落ち着かなくて落ち着かなくて。。。。 ( ちゃんと水分はとりましたよ ) 医療センターの待合室やラウンジで待機してもよかったんですが、 ひめがずっとギャンギャン吠えてるので苦しくなってしまって。。。。。 待合室で飼い主さんたちが 小声でお話ししてるのが聞こえました。 「よく吠えてる犬がいるね~」 「ウチの子じゃないよね~?」 皆さま、お騒がせしてホントすみませんでしたm(_ _)m チョッチョン、たんぽぽが咲いてるね~ はぁ~~  今ごろ ひめちゃん どうしてるだろうね~? って、私が話しかけるせいか、 チョッチョン ( そら )も あさっての方角をみつめて心配そう。 さて、3時過ぎに診察室に呼ばれました。 この時、ひめはまだケージの中。 やっぱり吠え続けてました 先生から検査結果について詳しいお話を伺いました。 まず、血液検査の結果は 改善傾向にあり良い状態。 4日前の数値と比べて、驚くほどの違いでした。             13日                16日 ヘマトクリット    30.8 %      ⇒      37.2 % ヘモグロビン    1.8 g/dl      ⇒     13.7 g/dl 赤血球        461万      ⇒      531万   総蛋白       5.4 g/dl      ⇒     6.0 g/dl ん~~~~~  どうしたんだろう? 急に何が起こったんだろう? この数値見て、最初は嬉しいよりも なんで? の疑問符ばかりでした。 センターの機器と、主治医の先生の機器の違いはあるでしょうけど、 変わらず横ばいの数値もあるのだから、 機器の違いだとは思えません。 先生からは、この良くなった値については、 『 おそらく今までの治療が良かったので、その成果が出てきたんでしょう。 この子は自力で血液を作る能力はちゃんとある。 でも、その力がちょっと弱い。 血液は、作られてもすぐに役立つわけではない。 しばらくは子供の血液で、大人に育つと一人前の血液として働けるイメージ。 今まで子供だった血液が、一気に働き出したところかもしれない。』 このように解りやすく説明して下さいました。 他の数値の説明や、エコーの画像なども細かに説明して下って、 結果、今 すぐに骨髄検査をする必要はない。 また、予定していた内視鏡検査も、今はそのタイミングではない。 このようなお話でした。 内視鏡検査は、私がどうしても と望めば、しないことはないが、 何より、一番に重要なのは ひめの負担。 いずれ、ステロイドを減薬していった際などに もし総蛋白、アルブミンが低下したり、下痢したら そのタイミングで内視鏡検査をするべき。 今、内視鏡検査をしても、 これだけの数値なら、おそらく 「異常なし」 という結果しか得られない。 今、念のための検査して、悪くなってからもう一度検査をすることは、 この子のためにならない。 「 ボクの犬だったら今は絶対に検査しません。」 この言葉で、先生が いかに ひめのためを思って下さってるかが解りました。 検査って、頼まなくてもしてくれる病院もあるでしょうけど、 頼んでも、この子のためにならないことはしない とキッパリ仰る先生、 何よりも動物の身体のことが一番 という病院の考え方は本当に素晴らしいです。 そして、どうしても高額になる費用に関しても 飼い主の負担を考え、無駄が無いよう配慮して下さることも素晴らしいです。 骨髄検査をしなくて済んだのは 非常に嬉しいことでした。 ホッとしました。 しかし、内視鏡検査に関しては、 今日は内視鏡だ!! これも前向きな治療のための 大きな一歩だ!! と、ものすごい意気込みで行っただけに 検査しない と言われても、しばし ポカ~~ンでした。 数値がよかったことは嬉しい。 でも、これがたまたまってことはないだろうか? 次回の検査で、また下がってしまうことはないだろうか? たまたま数値が良かったから内視鏡しないことになってしまったけど、 またすぐ下がったらどうなんだろう? 状態が悪くて検査できなかったわけではなく、 今はしなくていいというくらい状態がいいらしい。 これは喜ぶべき。 でもこの良い数値は この先 ずっと続くんだろうか? ぬか喜びにならないだろうか? この疾病が、そう簡単に治るわけでないことが解ってるだけに 安心はできません。 今までも、散々 一喜一憂すべきでないことを経験しました。 どうも一回 良い数字を見ても素直に喜べなくて、不安ばかりがよぎります。 相当ひねくれ者ですね、私 (^_^;) しかし、目的だった内視鏡検査はしないことになったけど、 医療センターで診て頂けたことは とても意味深いものだったと思います。 「 これまで 主治医の先生にとても良い治療をしっかりして頂いてるようです。 これからも継続して頂いて下さい。」 と先生に言って頂けたのはとても嬉しかったです。 そして、細かに全身の検査をして頂いたことで 他に悪いところは無いということが解ったのは、とても嬉しい。 よかった! 5時間 吠えまくってた ひめさん、 待合室に連れて来てもらったとき、 「 アタシ、今日 と~ってもいい子でした♪ 」って すま~した顔してましたよ(笑) ちなみに、検査の間は本当にいい子だったそうです。 親バカ母は、それだけで充分 「よく頑張ったね~」ってウルウル(^_^;) ずっと我慢してたお水を 少しずつ飲んで。。。。。 夕方の土手沿いを少しお散歩しました。 皆さん、たくさん応援して下さってありがとうございました。 良い数値を喜んで下さってありがとうございました。 まだまだ不安はいっぱいありますが、 この良い状態をキープできるよう頑張っていきますね! 長い、長い一日でした。 一緒に帰宅できてホッとしました♪

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