2015/11/26(木)07:37
続 ・ 巨大食道症という病気が解ったので
巨大食道症の話、前の日記からの続きです。
らぶの巨大食道症が解ってから、
首を圧迫しないハーネスに変えました。
前足だけに全体重をかけて踏ん張ってるらぶ
前足を持ち上げて足を通すハーネスは困難です。
首からかぶせて、脇腹でカチッと止めるハーネスがありがたい♪
食道を圧迫しない方がいいから。。。。と思ったら、
食道は中の方にあって、外から簡単に押されるものじゃないそうです(^_^;)
でも、気管を刺激しないようにという点では良さそうかと。
巨大食道症と検索すると、必ず書かれてるのが誤嚥性肺炎の危険性。
吐き戻したものが運悪く気管や気管支に入ってしまって起こる肺炎です。
らぶの場合、長い期間に年中吐いてたのに、
命に関わるほどの重篤な肺炎にならなかったのは幸運としか言えません。
食べたもの全部を吐いてるわけではなく、ごく一部なことが幸いなのか?
うまく吐き飛ばすことができてるのか?
吐き飛ばせなかったものは、また上手に飲み込めてるからなのか?
よく解りませんが、本当に幸いなんだと思います。
ただ、気管、気管支は、慢性的に炎症を起こしてたよう。
苦しそうな咳の原因はこれだったみたいです。
寝てても時折、カーッとやるし、散歩中に引っ張り過ぎれば、やっぱりカーッ。
ハーネスはこれを軽減してくれてるようです。
後ろ足のサポートにもこの方がいいような気がします。
花&ウルフママさん撮影
おともだちの花&ウルフママさんから、素敵な赤いハーネスを頂きました。
ウルフくんのお出かけ用に用意なさったハーネス。
ありがとうございます。
大切に使わせて頂きますね。
らぶ、食後に抱き支えられることに少しは観念するようになりました(笑)
私に寄りかかってもたれかかってくれることもあります。
そうすると楽なんですよね~
そしてそれが嬉しい。
たまらなく可愛い♪
でも、たまに逃れようと何度も抵抗することも。
座ったときの体勢が悪いのか?足か腰が痛いのか?
その時、その時によって違うんです。
そして結果もマチマチです。
途中の、ゴボゴボーって吸い込まれる音の程度も違う。
「今日はうまく落ちたぞ~♪」と確信できる日もあるし、
「落ちたのかな?大丈夫かな?」と半信半疑なこともある。
15分の抱き支えができずに10分になってしまうこともある。
10分でもうまく落ちたようで、まったく吐かないこともあるし、
「あ~ やっぱり失敗だったか~」と悔やむ結果になることも。
せっかく15分~20分頑張ったのに、あとで水をいっぱい飲んだことに気がつかず、
夜中や明け方にガーガー吐かれることもある。
吐き出すと、10回どころの騒ぎじゃありません。
20回くらい、いやそれ以上かも。
おさまったかな?と、ペットシーツを広げてウトウトしてると、またカーッ ガーッ。
前ぶれなく、突然むくっと頭を起こしてカッカーッ ガーッと始まります。
その苦しそうな咳、吐きたいけど吐けない姿、
逆流してしまったものの粘度が強くて、いつまでも口の中でもごもごしてる様子。
かわいそうでかわいそうでなりません。
背中をトントンしながら、水飲みに気づかなかったことを反省し、
らぶにごめん、ごめんと言いまくります。
らぶのケージは給水器ですが、
そら&ひめのケージには、ふつうの水の器があります。
部屋でフリーにしてると、らぶも飲めてしまう。
これがいけないのです。
でも、たまには犬らしくペチャペチャ好きなだけ飲みたかろうと、
あるていどは飲ませて、直後に背後から抱きつくように座らせてアゴをあげます。
こうすれば吐かずに済む。
それをしないと、らぶを苦しめることになるのです。
これはオヤツも同じこと。
ついあげてしまって後悔したこともたびたびです。
オヤツをあげるたびに抱き支えるわけにもいかないので、
これなら大丈夫というものをごく少量。
一緒に、そら&ひめもオヤツが激減しました(^_^;)
先生からも、「一般的には流動食が通りやすいと言われますが、その子によっても違う。
意外にもカリカリフードが調子よく通る子もいるので、よく観察してみて。」と言われました。
ごはんは、主にカリカリフードをたっぷりのお湯でふやかしたもの。
そこに缶詰フードを加えることも。
らぶの場合は、流動食にしなくても、ふやかしたフードでまずまずいけそうです。
オヤツは、カリカリポリポリ噛めるものなら大丈夫そう。
中途半端な柔らかいものを呑み込んだり、肉のジャーキーのようなものはNGです。
もしNGなものをあげたいときは。。。。
ごはんの直前にあげます(笑)
食後に強制的に抱き支えられ、オヤツも一緒に通過するからです(^_^;)
オヤツなのにごはんの一部みたいでなんだかな~~ですが、
それでも、たまにはらぶにも、お肉やパンの端っことかあげたい。
私の自己満足ですけどね。。。。
一番気をつけないといけないのが、飲み薬。
せっかく薬を飲ませても、食道に留まってしまったら何もなりません。
毎月のフィラリアの薬も、もし吐かれてしまったら大変。
毎日飲んでる薬にしても、サプリメントにしても
食道に留まってたら吸収されず、効きめがない。
なんとしても、しっかり胃に落ちてもらわないと。
食道の部分が透明になってて、外から見えたらどんなにいいかと思います。
ちなみに、巨大食道症のお薬はありません。
らぶの場合は、今は胃酸を抑えるためにH2ブロッカーと
喉の通りがよくなるように去痰剤を服用してます。(朝晩2回)
我が家に来た当初、慢性的な気管支炎と若干の肺の炎症が認められることがあって
抗生剤と気管支拡張剤も飲んでましたが、今は止めています。
状況によっては、また気管支拡張剤を考えるかもしれません。
この病気は進行性の病気と聞いてます。
個体差あるので、ある程度の症状のままず~っと維持できる子もいるそうです。
らぶもなんとかこのまま維持できるよう願うばかり。
最近、たま~にパパも抱き支えてくれるようになりました。
「たま~に」ですけどね(笑)
ひめ 「 パパもらぶちゃんに抱きついてますよぉ~ 」
大丈夫と思っても失敗しちゃうこともあったり、
よかれと思っても、逆にらぶを苦しめてしまうこともあったり、
私たちも試行錯誤の日々ですが、
らぶと一緒にガンバロウと思います。
同じ巨大食道症の病気のおともだちのお話は、本当に励みにさせて頂いてます。
そして、情報やアイディアを教えてくださる皆様にも感謝いたします。
ありがとうございますね。
私が抱き支えてるとき、らぶは私の顔を舐めるんですよ。
ドッグフード食べた直後のお口で、ベロンベロンって(笑)
ちょっと遠慮したいんですけど(笑)
でもね、可愛いのです。
らぶは抱き支えられてる意味を解ってるのかもしれない。
以前は抱きしめたい気持ちがあってもできなかった。
今、こんなにくっついていられる。
大変だけど、こんなに抱きしめることができる。
それが嬉しくてなりません。
らぶ ガンバロウね!
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コメント欄、閉じたままでごめんなさい。
もうしばらくこのまま失礼させてくださいね。