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カテゴリ:WATER-RESIST
生ビールをジョッキでぐいぐい飲るのが粋というものだが、中には瓶ビールをコップ(あえてグラスとは言わない)でゴクっと飲むのが似合う場合もある。代表例が街の中華料理店で、たとえば「ギョーザライス」を前にして、大きなジョッキは邪魔になる。社員旅行の温泉宿での宴席でも、浴衣に似合うのは、やはり瓶ビールだろう。
そこで、瓶ビールとセットで出てくる物といえば、もちろんコップ。ビールのコップには各社の社名、またはビールの銘柄が入っている。(中には居酒屋チェーンの「白木屋」みたいに、店名と社長の似顔絵がついている場合もあろうが(笑))気の利いた店だと、出てくるビールの銘柄とコップのマークが当然、一致している。しかし、そうでない店も多くて「アサヒ・スーパードライ」と書かれたコップで「サントリー・モルツ」を飲むのは、また妙な気分になったりもする。 ビールメーカーの社名の入っているコップは、底より口の方が広い細身の円すい台型の普通のコップなのだが(これはよく見る)、ビールの銘柄の入っているコップは凝った作りのものが多い。 有名なのは「サントリー・モルツ」で、胴体の一部が膨らんでいる特殊な形をしている。小型のものは底に近い方が膨らんでいる(これ以外でもよく見る)形だが、やや大型のものは、同社の景品にもあった、口の方が膨らんでいるタイプ。曰く「きめ細かな泡が長持ちする」形らしいが、これは実はモルツがオリジナルではなく「コカ・コーラの(銘の入っている)コップ」として覚えている人も多いだろう。(サイズは違うけど)この「コカ・コーラ型」のコップは、ずっと以前から「キリンビール」が使用していたのだった。また「スーパードライ」のコップはストレートな円筒形になっており、「モルツ」の言い草によれば『泡持ちが悪い』形と言うことになろうが、先週ここで述べた通り、ドライはちびちび飲るビールではないので、泡持ちの必要がないのだね。 皆も、今度どこかで「とりあえず、ビール」を飲む時にはコップの方にも注目してみて頂きたい。変なコップに出会った人はメールを下さい(^ ^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 18, 2005 08:33:41 PM
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