毎日がON THE STAGE

普段着の僕は、だいたい服装がミリタリーファッションである。だから、全体的に緑色っぽい。その上、生野菜が大好きなので、学生時代についたあだ名が「あおむし」だったってわけ。今日は野菜の話。

誰かの歌じゃないけれど、昔からセロリが好きで、小学生のころ母に「セロリ、セロリ」と毎日ねだっていたりして。うるさいと思ったのか、ある日、母は買い物のついでにセロリを買ってきて、束のまま僕に与えた。「好きなだけ、食べなさい。」
僕は嬉しくって、さっそくセロリをサッと水洗いすると、おもむろにかじり始めた。そのままパリっと。塩をふったり、あるいはマヨネーズをつけて・・・。あの、なんとも言えない独特の苦味、青くささがキュンときてたまらないんだよなぁ(^ ^;
セロリの束もみるみる間に無くなって行く・・・その時！

「たり～！」

鼻血がでた（笑）
セロリの食べ過ぎで鼻血を出したのは、全国でも僕だけだろう。あの歌の主人公だって、そんな経験はないはずだ(^ ^;
その後の成長の過程ではあたりまえに、何度か出血もしているけれど、あのときに見た血の色の美しさには勝るものがない。「透明水彩絵の具の色」のような透き通った濃い赤色。

現在、もう大人になってしまった僕は、血もずいぶん濁ってきている。