2005/09/05(月)09:19
大阪の信号
仕事の都合で関西に戻ってきてからだいぶ日も経った。東京での暮らしがもう身に染みついているからか、大阪の生活には違和感の様なものを覚えることも多い。まぁ、僕の記憶は高校生のころまでのものなので、大人になった今では自身の感性もかわっているのだろうが。ましてやあの震災で、知っている町並みが消失してしまっているのだから当然のことかもしれない。しかし、そういうレベルのもの以外にも、なんだか馴染めない空気があったりする・・・(^ ^;)
街を歩いていて、僕がいちばん気まずい思いをするのが信号だ。僕は横断歩道を渡ろうとするとき、赤信号では止まる人なのだが(普通?)、大阪では信号の色にかかわらず「車がきているかどうか」で渡る、渡らないを判断する人がほとんどなのである。つまり、信号が赤でも車がきていなかったらどんどん渡ってしまう。どんどん渡ってしまった後でひとり、ぽつんと信号が変わるのを待っていたりすると、これは気まずい感じになる(笑)
じつは子供のころから僕はこういう人だったのだが、昔は同じ状況でも別になんとも思わなかったんだけどなぁ。子供心ゆえの安っぽい正義感みたいなものがあったのかもしれない。なんとなく気まずい思いをする大人の僕は、相応に汚れてきているのかな・・・。