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カテゴリ:50音順くしんぼ漫才!
さて、鉄板と道具が揃ったら、次は具材の話だ。
タコヤキの元祖は昭和8年、会津屋の初代遠藤留吉が肉・コンニャクを入れた物を大阪で販売したもの。これはラジオ焼きと呼ばれていたらしいのだが、これに明石焼きをまねてタコを入れたものが現在のタコヤキへと続いている。 もともとのラジオ焼きは生地に味がついていた。ソースをつけるようになったのはずっと後からなのだ。 関西の『粉モン』はお好み焼きでも何でもそうだが、基本的に小麦粉をダシで溶く。このダシ味を少し濃くすれば、ソースのいらないタコヤキが出来上がるわけだ。 最近ではそのものズバリ『たこやき粉』なるものが市販されているが、これは最初から小麦粉に調味料が混ざっている。関西的なダシ味のわからない人はこれを利用するのもいい。こだわり派からは怒られそうだが、何より気軽に容易く楽しむのが、タコヤキには一番だと思う。 次に、中にいれる具だが・・・ま、タコは入れるとしてw 大阪の味にかかせないのが『天カス』だ。香ばしさとボリュームを増す、便利な具材なのだ。 少し高級感を出したい場合は、元祖ラジオ焼きにあやかって『コンニャク』を刻んで入れるのがいいだろう。 『桜エビ』も香ばしさと食感のためにはいい。主役のタコとケンカしないように、入れる量が難しいけれど。 『紅しょうが』を入れると、ピリッとした辛味が味を引き立てる。 『ネギ』も刻んで入れると同様に、焼き上がりさわやかな食感が口の中に広がる。 ボリューム感をもっと、という人には『ちくわ』『さつまあげ』などを刻んでいれると食べ応えが増す。 ちなみにウチでは『ポールウインナー』を刻んで入れてたけど、これはあまり他ではみないはず(^^; そして、大阪的隠し味が『削り節』である。これも、関東ではあまり見ないのだけど鰹節を削った粉なのだが・・・。大阪では、お好み焼きでも焼きそばでも野菜炒めでも、調理の途中で必ずふりかけます。 できあがりに青のりといっしょにトッピングする花かつおとは、また別のものなのでぜひ、いれてみてください。 『ウチではこれを入れる』『こんなのが入っているのを食べたことがある』 という方は、ぜひコメントに書き込みをお願いします(^^= <<最高級タコヤキミックス <<具材セット(タコヤキ粉も付いてます) <<『元祖』を体験したい方はこれも! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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