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テーマ:洋楽(3285)
この「Superstition(迷信)」はスティーヴィーの代表曲のひとつであるというだけでなく、70年代ファンクの大スタンダードと言える一曲である。 '73年発表の名盤『Talking Book』(写真)からの最初のシングルとして、同年に全米No.1を記録している。 もともとこの曲はジェフ・ベックのために書かれた曲だったのだが、結局スティーヴィーが先に発表してヒットさせてしまい、ジェフはむくれたとか(笑 「僕がアルバムを仕上げる前にジェフが先に『Superstition』を出すと思ってたんだ」-----------スティーヴィー・ワンダー ジェフ・ベックのバージョンは、同'73年発表の「Beck,Bogert&Appice」に収録された。 アルバム『Talking Book』からの最初のシングルは、当初は「Big Brother」の予定だったが、レコード会社の幹部が「Superstition」の方がいいと判断したのだった。 スティーヴィーのバージョンはそれもうなづける仕上がりで、特にイントロにおける思わず腰が動くファンキーさ加減は最高のカッコ良さだ。スティーヴィーのドラムの上手さはもっと評価されるべきだと思う。 もちろんスティーヴィーのボーカル、クラヴィネット、そしてキャッチーなサックスなど全てが猛烈にカッコいい。 そこらへんのファンク・バンドなど軽く吹っ飛ばしてしまうグルーヴがここにはある。 この時期のスティーヴィーは、ローリング・ストーンズの前座などもしており、ロック・ファンからまっとうに評価されるようになったのもこの頃あたりからだったそうだ(現在からは信じがたいハナシ…)。 ロックとソウル(というか白人と黒人)の垣根を感じさせるエピソードですね。 つーコトで「Superstition」を聴くにはここをクリック! ※ポム・スフレのホームページではスティーヴィー・ワンダーのアルバムについて取り上げています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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