2108318 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ポムブログ~ポム・スフレの名曲大百科

ポムブログ~ポム・スフレの名曲大百科

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ポム・スフレ

ポム・スフレ

Category

Favorite Blog

MY PET SOUNDS kawasima9さん
ANDY DAYS akikkiさん
僕のお気に入り junktion2006さん
Kids Don't Look Back Kid Blueさん
Elimのブロォグ Elim Garakさん
RECORDS OF PLEASURE PeTeRさん

Comments

わいマン@ Re:Faces 「Pool Hall Richard」(09/06) 今、2021年、今ごろにコンバンハ。 最近F…
tk4@ Re:The Beatles 「The Fool On The Hill」(04/13) ポールで、というかビートルズで一番好き…
tk4@ Re:The Beatles 「Don't Let Me Down」(04/27) この曲はもう断然オリジナルの方がネイキ…
tk4@ Re:The Beatles 「I Will」(07/13) 私もこの曲大好きです。 Paulの曲で5指に…
tk4@ Re:John Lennon 「Nobody Loves You(愛の不毛)」(08/31) 普遍性。 この一言に尽きると思います。 …

Archives

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07

Freepage List

2007.11.10
XML
テーマ:洋楽(3285)
カテゴリ:90年代以降の洋楽
1994年というのは、僕にとって90年代英国ロックが一番面白い年だった。

ブリット・ポップなる言葉が大手を振って歩こうとしていた時期。
この年にはオアシスが「Definitely Maybe」でデビュー。
プライマル・スクリームが「Give Out But Don't Give Up」を、ドッジーが「Homegrown」という傑作を発表。エルビス・コステロも「Brutal Youth」という佳作を聴かせてくれた。
一番期待していたストーン・ローゼズの2ndにはガッカリした記憶があるが、そんな思い出も含めて、僕が英国ロックに対して最も胸を躍らせた年だった。

それらの名盤と並んで忘れられないのが、ワンワン犬ジャケットが印象的な、ブラーの3rd「Parklife」(写真)である。
1991年にデビューした彼らは「スミス以来のグループ」と言われたり、2ndアルバムも高い評価を受けたようだが、僕が彼らを知ったのはこの3rdだった。

この「Girl & Boys」はアルバムのトップを飾るナンバー。全英5位を記録した、彼らの代表曲だ。僕がはじめて聴いたブラーの曲でもある。

どこかキッチュなイントロで始まるこの曲、シングルにふさわしいディスコ風のナンバーだが、聴いた時はズバリ「若いXTC」だと思った。今聴いても基本的な感想は変わらない。
ユーモアとシニカルさが滲み出るねじれたポップ感覚、ウネウネしたキーボードの音色。
キャッチーなんだけど微妙に盛り上がらないサビのさじ加減がたまりません。

ざっくりとリズムを刻むギターの音は思いのほかハード。
アレックス・ジェームスの弾くベースが心地よく弾む。
一筋縄じゃいかないんだけど、どこかに青さが残っているのも魅力で、曲全体に若さゆえの疾走感がみなぎっている。

アルバムからはタイトル曲である「Parklife」もヒット(全英2位)。アルバム自体もチャート1位を記録。ブラーは、オアシスと並ぶ"ブリット・ポップの顔"として一気に注目を集める。
「Girl & Boys」は、その年のミュージック・アワードも受賞した。

彼らの大ファンにはならなかったが、この3rdはよく聴いた。
オアシスやドッジーとはまた別な意味での「英国的ポップ」には、大きく期待したものだ。

ブラーはこの後、オルタナやポスト・ロック、アフリカ音楽まで、様々な展開を見せていく。
が、それらのアルバムも決して悪くはなかったものの、3rdほどの新鮮さは感じなかったし、それほど聴く事もなかった。
結局の所、自分の中でのブラーというと、ワンワン犬なこのジャケットと「Girls & Boys」のメロディに集約されるのである。

ブラーが90年代を代表する存在になれたのは、"ブリット・ポップ"の殻を突き破ろうとしたからだろうし、それは正しい選択だったとも思う。
だが、それはそれとして、若さと勢いに溢れた「Girls & Boys」及びこのアルバムが、今でも大好きだ。

つーコトで、「Girls & Boys」を聴くにはここをクリック!

PVに映る坊やみたいなデーモンを見るたびに、「オアシスvsブラー」などとマスコミが勝手に騒いでいたこの時代を思い出すなあぺんぎん





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.04.26 17:02:54
コメント(4) | コメントを書く
[90年代以降の洋楽] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.