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カテゴリ:プログレッシヴ・ロック
先日はVan Der Graafの『Vital』を久しぶりに聴いた。 ピーター・ハミル率いるVan Der Graaf Generator(以下VDGG)が、バンド名を縮めて発表した2枚組ライヴ・アルバムである。 しょええ。やっぱりスゴい。 重厚でゴリゴリしたバンド・サウンド。 ヴァイオリンが不穏にゆらめく。 そして、襲いかかってくるようなピーター・ハミルのヴォーカル。 なんという爆発力! いつ聴いても、平手打ちをされるようなインパクトじゃ。 あひー、しんぼうタマらん。 思わず他のアルバムにも手が伸びる。 ↓というコトで本題。 『H To He Who Am The Only One』(上写真)は、'70年に発表されたVDGG三枚目のオリジナル・アルバムである。 「Killer」はその冒頭を飾るナンバーで、ヘヴィ&アグレッシヴな演奏が圧倒的な傑作。VDGGの代表作に数えられる一曲だ。 ドロドロした、それでいて耳に残るリフ。 鼓膜を逆撫でするようなハミルの歌声。 そしてスリリングな曲展開。オルガンの音色が不安を煽る。デヴィッド・ジャクソンのサックスが悲鳴をあげる。 怒涛のようなリズム隊、何気に力強いピアノやアコースティック・ギターも見逃せない。 ハミル節全開。荒々しさと繊細さが同居した、まさしくVDGGの世界である。 こえー でもカッコいいー 同年にデビューしたブラック・サバスにも迫るインパクト。 プログレ・ファンはもちろん、ハード・ロックファンにもオススメな傑作です。 つーコトで「Killer」を聴くにはここをクリック! なお、VDGGは'05年にまさかの再結成。 同年には27年振りのオリジナル・アルバム、その名も『Present』を発表。 さらに今年にはライヴ・アルバム『Real Time』を発表。 往年と変わる事のない、あのままのサウンドを聴かせ、我々を驚かせてくれた。 もっと驚くべきは、ピーター・ハミル(←来年還暦)のヴァイタリティが全くもって衰えてない事。 恐るべしハミル御大。一体、何食ったらそんな元気が出るんだ? ※ポム・スフレのメインHPでは、Van Der Graafのライヴ・アルバム『Vital』について(←ページの下の方)取り上げています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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Van Der Graaf Generatorについては、まだまだ本当に初心者なんですが、
このアルバムは持っていて時折聴きます♪ 特に、この「Killer」は一度聴いたら忘れられないですよね(笑) Fear you~~~♪ 演奏はもちろん、声にも、題名にも、 ゾクゾクッというか…不安感が湧いてきます(>ω<) ではでは☆ (2007.12.06 05:54:05)
動物特集からプログレ特集に移行してきましたね。
ハミルは、つい先日のソロでの来日公演もホントにサイコーで、私は号泣しながら、拝みながら観ましたよ。 V.D.G.G.の曲では必殺「Refugees」をやってくれました。 (2007.12.06 06:51:28)
Kid Blueさん書き込みさんきゅ♪
>Van Der Graaf Generatorについては、まだまだ本当に初心者なんですが ---オジサンもそんなに詳しくないよ~(笑 >このアルバムは持っていて時折聴きます♪ ----このアルバムいいですよね。 他の曲では「House With No Door」や「Pioneers Over C」がお気に入り♪ >特に、この「Killer」は一度聴いたら忘れられないですよね(笑) >Fear you~~~♪ >演奏はもちろん、声にも、題名にも、 >ゾクゾクッというか…不安感が湧いてきます(>ω<) ----その通り! でも、この不安感がタマラない。 こえー でもカッコいいー…みたいな(笑 ではでは☆ (2007.12.06 07:35:00)
PeTeRさんどうもです。
>動物特集からプログレ特集に移行してきましたね。 ----一旦、打ち止めですが(笑 >ハミルは、つい先日のソロでの来日公演もホントにサイコーで、私は号泣しながら、拝みながら観ましたよ。 >V.D.G.G.の曲では必殺「Refugees」をやってくれました。 -----拝みながら、というのは分かります。 いい意味でカルト的なオーラを持っていそうですね、この人。 ナマの「Refugees」…ウラヤましい限りです(泣 TBどうもでした。 ではでは。 (2007.12.06 07:39:17) |