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ポムブログ~ポム・スフレの名曲大百科

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2008.09.17
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テーマ:洋楽(2625)
ピンク・フロイドのキーボーディストである"Rick"ことリチャード・ライトが亡くなりましたね(2008年9月15日)。
享年65歳。癌だったそうです。
2005年の"Live 8"で見たフロイド再結成ステージが、自分が見たRickの最後のお姿でした犬

'43年生まれのリチャード・ライトは、フロイド初期からのメンバーであり'80年の傑作『The Wall』まで参加していた。
その後、ロジャー・ウォーターズとの確執によりバンドを離れるが、デイヴ・ギルモアが中心となった'87年のアルバム『鬱(うつ)~A Momentary Lapse of Reason』(過去ログ参照)にはサポート・メンバーとして参加。'94年の『対~The Division Bell』には正式メンバーとしてクレジットされていた。
Live8でのフロイド再結成ステージの後は、デイヴのソロ作やツアーに参加したり、自身のアルバム制作も伝えられていたようだ。

ロジャー・ウォーターズやデイヴ・ギルモアに比べると地味な存在ではあったが、プレイヤーとしてもソングライターとしてもリチャードはピンク・フロイドに欠かせない音楽家だった。
フロイドの最高傑作(と自分は思っている)「Echoes」のサウンドは、彼なしでは成り立たなかったと思う。
デイヴ・ギルモアは、今回の追悼コメントの中で「彼のクワイエット・タッチなしには『Wish You Were Here』は成り立たなかった」と発言している。
また、'83年のアルバム『Final Cut』がひときわロジャーのソロ色の強い作品になっていたのは、リチャード不参加も原因のひとつだった、と言ったらどうだろうか。

ソングライターとしてのリチャードは、ポップでドラマティックな作風を得意としていたように思う。
彼が単独で書き、ヴォーカルも担当した「Summer '68」(※)はそのことがよく分かる佳曲だった。

そして、そんな彼の資質が最大限に発揮された名曲が「Us And Them」だろう。
説明不要の名盤『狂気(The Dark Side Of The Moon)』('73年)のハイライト・ナンバーにして、僕がピンク・フロイドでもっとも好きな曲のひとつである。
もともとはリチャードが'69年に作った曲で、ミケンランジェロ・アントニオーニ監督の映画『砂丘』のサウンド・トラック(フロイドが数曲を提供)用の作品として提出されたが、その時は不採用となった。
それを後にロジャー・ウォーターズが歌詞を書き直して、先述のアルバムに収録されたのが「Us And Them」だった。
なお、同盤に収録の名曲「The Great Gig In The Sky」もリチャードの作曲である。

『狂気(The Dark Side Of The Moon)』は、全曲がつながった形式のコンセプト・アルバムだ。
そんな中で、「Us And Them」はリチャードのオルガンがフェィド・インしてくる所から始まる。
7分51秒にもおよぶ大作となっており、"静と動"を見事に使い分けたドラマティック&キャッチーな仕上がりは圧巻。
ゆるやかなAメロからサビへと一気に昇りつめる瞬間は、肌が粟立つほどのインパクトだ。
その一方で、リチャードによるふわふわしたオルガンと上品なピアノの音色、ジャズ的なコード進行は耳に心地よく響いてくる。
ムーディーなサックス・ソロも何ともいえない印象を残す、フロイド印の絶品だ。
デイヴ・ギルモアの歌声が「Without...」と残響するのが、今となっては泣けるなぁ。。。涙ぽろり


ピンク・フロイドはもう一回くらい取り上げようと前から思っていたが、こういう形で実現することになってしまったのは悲しいわからん
きっと今頃は多くの人がフロイドの曲を聴いているのだろう。
「Us And Them」や「Wish You Were Here」もラジオで流れているに違いない。
僕は、隠れた名盤と言われるリチャードのソロ『Wet Dream』を聴いてみようと思う(この機会に再発されるだろう)。

40年間にわたるミュージシャン生活、お疲れさまでした。
世界一巨大なプログレ・バンドを縁の下で支えたRickに敬意と追悼をこめて。

「Us And Them」を聴くにはここをクリック!

R.I.P. Rick...星


※ '70年のアルバム『原子心母(Atom Heart Mother)』に収録。






Last updated  2008.09.18 06:59:14
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