193267 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

置いていかれた!万里の長城。

 
上海―北京旅行記

北京5
2004年12月26日



今日は北京旅行メインともいえる万里の長城へ!!!

朝6時前。

あのひび割れたユースホステルのドアの前で、昨日申し込んだツアーの迎えを待つ。

しかしまだ暗い北京の早朝は当然だがすごく寒い。



空調快適バスのはずだが万が一に備えて昨日買ったビニール手提げに寝袋を詰め込んでいる。

小腹が減ったときの菓子パンやお菓子も持ったし、ダウンジャケットの下はババシャツ完備だ。


なかなか来ない迎えにやや不安を感じつつもドアの横にふと目をやると普通の家庭においてある電話が置かれている。

すぐそこにあるエレベーターが目に入る。

まさかこれはあのお兄さんへの直通電話ではあるまいか?

いきなり電話がなったりしたら怖いなあ、、、。


そんなことを考えているうちに6時半になり迎えの車が来る。

あら、なかなか高級感あふれる快適な車じゃない?これならツアーのバスも期待できるねー、とわくわく気分で乗り込んだ。



天安門広場をちょっとすぎたところあたりにバスの駐車場があった。

いろいろな会社のツアーバスと思われるものが所々に見える。



「あ、あのバス良さそう!」「これもいいねえ。」「いや、あれじゃない?」と期待に胸が膨らむ私達の気持ちを知ってか知らずか送迎車が止まって指差されたバスは数あるツアーバスの中でも際立ってぼろいものだった。


「、、、、、、、、、。」


しかしほーらこんな状態に備えて寝袋も完備だし大丈夫なはず。

そのバスのツアーコンダクターのお姉さんはファイト!シリーズを書いている武田麻弓にちょっと似ているなと思った。

ほかの客が集まるまで散々待たされた後8時ごろになってバスはようやく出発した。


一番後ろの席で爆睡していたらあっという間に目的地に着く。

ここからさらに万里の長城までなにやらそりのようなものに乗って上がるらしい。


これがまたなんともちゃっちい出来具合で、そりにひとつレバーみたいなものがあるだけ。これで結構な急斜面を登っていくので結構怖い。

レバーを放してこっそり写真を撮ったりしたがその度に腹筋がぷるぷるきた。

はっちそり

只今の時間10時。

集合時間は11時50分なので結構ゆっくりできる。

二人は興奮でいろいろ写真を撮ったり景色を楽しんだり。

赤い民族衣装に身を包んだかわいいラクダもいた。

万里の長城

取り合えず行けるところまで行こう!!!と頑張って急な階段を上がる上がる、、、、、、そして本当に行けるところまで行ってしまった!!!

通行禁止になっているところまで来て、人もほとんどいないし景色も最高!

ここで食べた日本製のチョコサンドになってるクッキーが美味しかった。





人間がこんなにも長く大きなものを建造することができるなんてすごいなーと感動した。

満足してまたきた距離を下り、先程見かけたラクダのところへ。

どうやら日本円で100円ほど払うとラクダに乗って写真を取らせてくれるらしい。


つぶらな瞳のかわいいラクダ。

でもそのうなだれた頭はちょっと悲しそうに見える。はっちは、ラクちゃんがかわいそう。

寒いのにこんなところで商売道具にされて!と憤慨していた。



しかしこのラクちゃんいざ私が乗ってカメラを向けると様子が違う。

すっくと立ってポーズをとる姿は自信に満ちているし何だか偉そうだ。

どうやらこのラクちゃん、結構プロ意識が高いようだ。

さあ私を撮るがいいわ、とでも言っているように見える。

さとらく

もうちょっとラクちゃんの写真が撮りたかったが、ここのおばちゃんがお金を払わないとだめと言ったので仕方なく帰ることに。

ラクちゃんのチャームにめろめろになったはっち。

どうしてももっと写真が撮りたいのでちょっと離れたところからまるで狙撃手のようにして写真を撮った。

はちらく

満足満足。

で、集合時間も近くなったしそろそろ下りることに、またさっきのそりのようなものでプールのスライダーみたいなのを下りていく。

この格好はちょっと間抜けだ。



レバーをうまく引いてブレーキかけないと前の人に衝突するしなかなかうまく進まないときは係員のおっちゃんが背中を教えてくれる。

そりで降りる

ようやく下に降りると武田麻弓似のお姉さんがすぐ私たちのところに来て何か言っている。

どうやら集合時間11時50分だと思っていたが、実は10時50分だったらしい!!!

バスはもう私達を置いて出発してしまっていた!

日本人朋友は元のバスに追いつくか!?
パンダ




© Rakuten Group, Inc.