SABATINIでの会食~優雅な午後・時々のぼけ~
さて。予告どおり、本日はオペラシティビル53階の「SABATINI」に行ってまいりましたまずは、お食事の純粋なご報告から。先日の日記で綴ったとおり、6年前イクスピアリ内の「トラットリア・ファンタシーア・サバティーニ」で、あれほど美味!と思ったぽんちの舌は、当時よりは肥えてしまったのか、正直今回のお食事は「こんなもん?」という感想。友人も同様の感想でございました可もなく不可もなく、と言ったところ。ただ、ぽんちの経験上言えるのは、「美味しい」と評判のお店でも、手ごろな値段のランチの時は「美味しい」評判のラインに乗ってこないときがある、ということ。もちろん、真に美味しいお店は、手ごろなランチだろうが、ちょっとリッチなディナーだろうが、すべて美味しいのでしょうけれど。昔ぽんちがお食事をしたのは¥15,000ほどのコースディナー。今回のランチは\4,000。この辺のお値段の差が、お味にも出てくるんでしょうか。高けりゃいい、ってもんでもないですが。それに、友人とは約3年ぶりの再会だったから、“食事をする”というよりは、実は話すことがメイン。話に集中していると、お味のほうはそっちのけになりがちなものです。女のコ同士って話します延々と話します。眺望の良い(はずの)お店で美味しい(はすの)お食事(ワイン付)をして、おしゃべりをして・・・なんとも優雅な午後の一時でしたが、それを迎えるまでには、ちょっとしたボケがぽんちを襲ったのです…=======================================================外は、ようやく冬らしい寒さ。久しぶりのお出かけだというのに、冷たい雨が降っているけれども、ぽんちにはお気に入りのロベール・ル・エロの傘があるから、ご機嫌でおでかけ初台へ行く前に、銀座でちょっとお買い物。目的のプランタンへ行く途中、見慣れた街並みにぽっかり知らない空間。あれれ…時間つぶしに、後でちょっと寄ろうと思っていたカフェがない・・・松屋の先にあるはずのESTEBANへ向かう途中も、建築中のビルが2,3、あちらにもこちらにもある。気づけば、銀座2丁目の交差点も、このあたりに勤めていた頃とは様変わりしてしまっている(ていうか、あんたその後も、何度も来てるジャン)。カリスマ社長に出会ったあの会社での、初給料を振り込んでもらった思い出の銀行もすでにない(というか、とっくの昔にない…S銀行銀座支店よ…)そして道を1本間違えたぽんちは、行けども行けどもESTEBANへ行き着かない…(小ボケかまし)このままだと東銀座よ!?道行く人も段々とおじちゃん・おばちゃん・おじいちゃん・おばあちゃんになってくる…そろそろ行かないと待ち合わせの時間に合わない、という頃になってから、有楽町線の有楽町駅を目指して、もと来た道を引き返す。初台…そこはぽんちが苦手とする新宿エリア。嫌い、という意味ではなくて、馴染みがあまりなく、方向感覚が働かなくなるから。だってだって、ぽんちがビクビクせずに行き来できる路線は日○谷線と、千○田線の一部だけ~。そんなわけで、ちょっとした緊張状態で初台駅へいざGo!案の定、「えーと?有楽町線て池袋に行くんだぁ~。ふーん。で、池袋の後に初台?・・・いや違う。新宿の次だったはず。じゃあ、新宿→初台→池袋???(んなわけねー!!)」と大ボケかまし。車内アナウンスの導きで、無事市ヶ谷で乗り換え。まー、乗り換えも、よくわからんこと、よくわからんこと。駅員さんに教えてもらって切符を買う始末。けれども無事電車に乗り込むと、途端に安心したぽんちはその後、まんまとお気に入りの“ロベール・ル・エロ”を車内に置き忘れ、オペラシティビル入り口の回転ドアを通り抜けようとした瞬間まで気づかなという中ボケかまし…ぽんち愛用の“ロベール・ル・エロ”回転ドアの目の前でくるりと方向転換、わたわたと意味不明な動作(傘?傘!傘がない???・・・!!!という表現を体で表していた様子)をし始めたぽんちを警備員が非常に不審な目でチロリ。猛ダッシュで駅へ引き返し、駅員さんへ傘をなくした次第を訴えた。幸運なことに、ぽんちの大事な“ロベール・ル・エロ”は、2コ先の駅でちゃんと拾われていて無事だった2コ先の駅まで“ロベール”を迎えに行ったぽんち。安堵したのもつかの間、友人が予約してくれた13:30をとうに過ぎている。急いでオペラシティビル53階を目指し引き返す。ビルの高速エレベーターは54階の展望台を目指すおば様方で溢れかえっていた53階で降りるぽんちは、おば様たちを押しのけ押しのけ、息も絶え絶えに、目の前のSABATINIへ飛び込む「えと、先に友人が来てるんですが…○○で予約を取ってあると…」ところが「そのようなお客様はおりませんが」という予想外の返答。え~、え~、え~。ビル間違えた?「あちらのトラットリアのほうではないでしょうか?」と親切に指差すウェイトレス。「こちらはバールですので」でも友人はバールって言ってた気が・・・???トラットリアのほうへ行って名前を告げると、「(お連れの方は)お待ちですよ」とのホッとする一言。「ごめんね~!なんかさー、エレベーター降りて目の前のSABATINIに行っちゃったよぉ。」と遅れたことを詫びると、友人は、「あっちはバールよ!食事するんだからこっち(トラットリア)じゃな~い!」・・・ソウデスネ。冷静に考えて、「コース料理を・・・」と事前に友人が提案していたのだから、バールのわけがない…最後まで、わたしってば、ボケかましですか…それにしても・・・トラットリア・ベラビスタ・サバティーニよ。もっと美味しいお料理出してぇ~~~。だいたい、私が以前イクスピアリで食べたコースディナー\15,000って気のせいだったのかしら?ここのサバティーニのディナー\8,400どまりじゃない。おかしーなぁ。って、私の記憶がおかしいのかしら??あとね。“素晴らしい眺望”という名前のとおりの立地なのに…この日は雨曇りのため…雲海??てな感じで、外はグレー一色。まるで何も見えない(いや、雲海ならまだいい、ほんとに五里霧中って感じ)。ちょっと残念だったけど、お互い“会話”が最高のスパイス(?)という感じで、久しぶりの再会は、またとない楽しい一時となったのでありましたこの時期、どこの街並みも建物も、クリスマスイルミネーションで飾られて、すっごいステキ!外を出歩くのがワクワクしちゃいますね