2008/10/04(土)17:12
秋のかおり
社長室の窓から外を覗くと、オレンジ色の小さな花が咲いている木が目に留まりました。
木のそばに寄ると甘い香り。
金木犀でした。
何年も植えられているのに、たぶんこの時期、花が咲き、辺りを甘い香りにするまでそこに在ることを忘れられています。
午後、西日が射しこんで、金木犀が灯りをともしたように内からほのかに輝きます(←単なる逆光だよ、ってツッコミなしでお願いします)。
夏はほんの少し前までその雰囲気を残していたのに、いまや陽射しも風も匂いも、なにもかもが秋仕様です。
母は「秋は淋しくって、なんだかニガテなの」と言いますが、ぽんちはこの物悲しく、さびしい雰囲気がたまらなく好きです。
じつはぽんち、長年のひとり暮らしを終え、ことしの6月から実家に戻り居候をいたしております(でも、エラソウな居候です。そして戻った理由は極秘です)。
秋は淋しいと言う母に、「うちら親子(ぽんち&いたちーず)が戻ってきて、おうちが明るくなったでしょー!」と恩着せがましいことを言いましたら、
「そうねぇ~、明るくもなるけど、暗くもなるわぁ」
ですって・・・ (-_-)失礼なっ!!