カテゴリ:雑
クリップしておきたいので、走り書き風にメモをしておく。
甲谷匡賛は、1958年岐阜県に生まれ、中央美術学園(中退)で学ぶと同時に、10代後半から東洋思想や様々な身体技法に興味をもち、ヨガ、整体、指圧、 新体道などを学びました。1995年、京都に手技治療院「天療術院」を開設し、その施術の技だけでなく、身体観や思想性に惹かれ、山田せつ子、岩下徹をは じめとする数多くのダンサー達も訪れるようになりました。2002年に発病、2004年末から京都市内の病院に入院中で、現在の病状は会話不可、四肢・体 幹機能はほぼ全廃の状態にあります。絵画制作は、特殊なソフトを搭載したパソコンを使い、わずか数センチ動かせる左手の甲でスイッチをたたくことで、ひと つひとつ、作業の指示を選択しながら、長い時間をかけて、忍耐強く、深い集中のうちに生み出されていきます。その作品は、いずれも鮮やかな色彩と生命の躍 動感に満ち、と同時に、その向こう側には底のない虚空が広がるかのようです。厳然たる苦の体験の中にあって、その源であるALSを、服用すると時に至福の 体験をするという幻覚剤LSDの新種「A−LSD」になぞらえ、「老いや病や死について語ると、ついつい話は深刻になりがちだが、それらは生まれてきた以 上避けられないことだから、深刻になるのは間違っていると思う。深刻と真剣は違う。真剣さにはユーモアがある。」と語る。
だが、web site の日記からは「深刻さ」がにじみでている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月25日 11時20分43秒
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