Aegean Blue に憧れて

2009/12/03(木)23:52

初アランデュカスはモーリシャスで♪但しトラブル発生 ~モーリシャス~

●モーリシャス旅行記2009(27)

私の泊まった「One&Only Le Saint Géran」はメインダイニングの他に ミシュランのスターシェフのお店が2軒あります 以前ご紹介した『Rasoi by Vineet Bhatia』と今回紹介する『SPOON』。 メインダイニングのお食事もとっても美味でしたがせっかくだしね~(^^) 『SPOON』は日本でもおなじみアラン・デュカスのお店です。 東京では2軒、大阪にも1軒あります。 大阪のブノワは東京のブノワと違って評判が今ひとつだったので、 行くなら大阪以外のお店だろうなって思ってましたが、 モーリシャスでデュカスデビューとなりました。 お店に入って、まずはバースペースでアペリティフを頂くことにしました。 こちらのバースペースはガラス張りのセラーの前にあります。 メインダイニングと同じく、勿論ドレスコード有りなので今日のドレスはGUCCIで。 ダリンはシャンパーニュ、うきぽはベリーニで乾杯 美味しいサモサをつまんでいると、今日のお料理の期待が膨らみます。 コース料理もありましたので、何のお料理が出るか聞いてみると。 シェフのスペシャルなのでシークレットとの事。 だったら、コースじゃなくアラカルトから選びます。 お料理を注文するとチップスが運ばれてきました。 美味しいけど後のお料理が入らなくなると困るので控えめに。 ワインリストを頂くと、かなり分厚いです。 高いと感じたメインダイニングや『Rasoi by Vineet Bhatia』よりも値付けが高く、呑み助としては困ります 『日本の甲州ワインもありますよ』って言われましたが、日本で5000円もしないようなワインに2万円も出せません。 ソムリエールさんと注文してピエモンテの白のボトルを注文。 早速お料理が運ばれてきました。 【アミューズ ~マグロのタルタルとクリームチーズのムース】 あら、地味ね~。 味は定番な感じでそこそこ美味しい。 だからこそ、もうちょっと盛り付けを頑張ってもらいたい気もする。 写真を撮ってたらスタッフさんが二人の写真を撮ってくれた。 リゾート地なので、他のお客様も写真を撮ってるから 日本のフレンチよりも気を使わなくていいです モダンな内装です。 パンはこの中から選びます♪ パンはメインダイニングよりもシャープな感じが多いです。 【無塩と有塩のバター】 もちろんエシレですわよ。おほほ 【うきぽの選んだパン】 塩気はつよめ。 デュカスプロデュースの「be ブーランジェピシエ」のプティ シャンピニオン セレアルみたいなのも選びましたが 味は違いました。こちらの方がハードな食感(な気がする) 【スターター 半熟卵 ハムとトリュフの入ったペディグーソース(うきぽチョイス 3500円程)】 わー、独創的なドームのメレンゲ! 想像していた形と違うわ~。 ナイフを入れると黄身がとろーり うう・・・塩辛い。。。 これ塩の量間違えたんじゃないかと思う位しょっぱい。 トリュフを味わうどころじゃないわ。勿体ないけど食べきれませんでした。 【スターター ロメインレタスのシーザーサラダ ロブスターとパルメザン添え(ダリンチョイス 4500円程)】 味はしっかりついてるけどうきぽと違って全然しょっぱくないんだって~。 オマールも入ってるしサラダもりもりだし、何よりもチーズが美味しいそうで。。。 悔しい、こっちにすれば良かった。 【メイン 天然海老のシチリア風 野菜天ぷら添え(うきぽチョイス 6500円程)】 プライベートディナーのときほどではないけど大きな海老。 プリプリだけど、下のトマトソースがやや味付けが濃いかな。 でも。。。天ぷらというか、フリッター塩強すぎ~ うきぽまたしても痛恨のチョイスミスかも。 【メイン ラムのロースト(ダリンチョイス 6500円程)】 美味しかったけどあんまり覚えてないとのこと。 赤のボルドーと頂くとめちゃめちゃ美味しいらしい。 さーて、今回のお料理はここまで。 えっ?デザートは???プチフールは??? って思いました? そうなんです、デザートもプチフールも食べてないんです。 だってアクシデントがあったから。。 メインを1/2位食べてる途中でダリンが気分悪そうにし、 目がうつろうつろしてたので、スタッフさんを呼んでトイレまで誘導してもらうことにしたんです。 そしたら、お店を出たとたん気を失ってしまったんです スタッフの方に 「ご主人が倒れてメディカルルームに連れて行ったのですぐ来てください」って言われたときには、 うきぽも頭がパニックに!!! 慌ててメディカルルームに行くと意識は取り戻したけど辛そうなダリンが。 「お酒に弱いのか?」とか 「今までこういう症状があったのか」とか 矢継ぎ早に質問され、一気に酔いの醒めた頭をフル回転して 冷静に冷静に英語で答えます。 できるだけ正確に、今日の出来事やら健康状態、普段の飲酒について答えますが 自分の英語力がはがゆい。。。 一応、ダリンの回復の様子などで判断し病院は行かずに お部屋で休むことになりました。 うきぽはバッグを置いたままチェックもせずにお店を出たので 一旦お店に戻り、お店のマネージャーさんにお騒がせした事を詫びました。 「アレルギーは大丈夫でしたか?」って聞かれたけど全然思い当たる節がなく。。 オープンキッチンからシェフが心配そうにこちらを見てきてほんと申し訳なかったです。 ダリンはいつも1人でワイン1本空けてもなんの問題もないし 気を失う経験もないので本人も理由が分からず困惑してるし、 体調が戻るにつれて、 「せっかくのディナーなのにごめんね。皆に迷惑かけて本当にごめんね。」って落ち込んで、申し訳なさそうな姿が痛々しい。 いいよいいよ。私の塩辛かったから、このまま食べてたら私が高血圧で倒れるわ でも、大事に至らず、本当に本当によかった。 こんな異国で何かあったらと思うと、怖すぎる。 今でこそ、 『ワインが高すぎて気を失ったんでしょ~(笑)』 って笑い話にできるけど、本当に心配したわ。 毎日こうして楽しく暮らせてるのは、健康という土台があってこそ。 これからはもっと体を大切にしなきゃと、つくづく思う出来事でした。 もう、デュカスの記事なんて飛んでしまったかもしれませんが(笑)、 チョイスによって美味しいものも塩辛いものも。。。 運としか言いようがないです。 正直メインダイニングが美味しかったので、 次に「One&Only Le Saint Géran」に泊まったら、メインダイニングだけで十分だろうなって思いました。

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