至福のフレンチ 豊中「ラ・メゾン ブランシュ」のディナー
至福の一時とはこの事を言うのでしょうか。幸せを運んでくれるフレンチレストランです。「どっか美味しいもの食べに行こうか。何が食べたい?」とダーリンの提案に、迷わずうきぽは、「ラ・メゾンブランシュ」 (こちら でもお店の詳細が載ってます)をリクエスト。メゾンブランシュを初めて訪れたのが1年前。お菓子教室でご一緒させて頂いてる、口の肥えてるセレブマダムから、イチオシのフレンチレストランを教えていただいたのがきっかけ。正統派フレンチながら、その時の感動は今でも覚えています。今回もその思いを裏切らない位素晴らしいお料理を頂く事ができました。夜のコースは3つ「Saison」(シェフのおまかせフルコース)---8,820円「Degustation」(アミューズ、前菜、魚料理、肉料理、デザート、コーヒー)---6,610円「Gastronomique」(アミューズ、前菜、魚または肉料理のメイン、デザート、コーヒー)---4,960円「Degustation」と「Gastronomique」の前菜とメインはプリフィクスの上、「Saison」では苦手の食材があって迷いましたが、前回頂いたフォアグラの美味しさを味わいたいと、今回も「Saison」にしました。******本日のメニュー******「Saison」8,820円◆サザエとカリフラワーのピューレ キャビア添え◆フォアグラのポアレと根セロリのムース◆オマールエビのスパゲッティリゾット◆ヒゲだらのソテー アンチョビソース◆カンパリのグラニテ◆和牛ロース肉のポワレ 又は 茨城産鴨肉のロティうきぽは無理言って、別のコースの「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」にしてもらいました。ダーは和牛をチョイス。◆小菓子(クレームブリュレ)◆本日のデセール(4品からチョイス)又は チーズうきぽは「イチゴのサブレ」、ダーは「チョコレートのミルフィーユ」をチョイス。◆パン◆食後のドリンク******本日のワイン******◆アペリティフ(うきぽはキールアンぺリアル・ダーはグラスシャンパン)◆グラス白ワイン(ゴメン名前忘れた)◆ミルメルロー’02(オーストラリアの赤)ダーのデジカメで撮ったので、光加減が分からなくて、綺麗に取れてない実物はもっと美味しそうです。ダーリンのメイン「和牛ロース肉のポワレ」とデセール「チョコレートのミルフィーユ」「サザエとカリフラワーのピューレ キャビア添え」ハッキリ言ってサザエもカリフラワーも嫌いな方。でもね、最初からノックアウトされました。凄く凄く美味しいの。ピューレだけでも、キャビアを混ぜても、コンソメのジュレを混ぜても、何をしても美味しい。特にコンソメのジュレは少量なのに、筆舌しがたい旨みがでてるの。最後にシェフが挨拶された時にお話したんだけど、オマールエビの殻を潰して作ってるんだって。そりゃ家では作れないよね。「フォアグラのポアレと根セロリのムース」セロリは苦手なの。でもね、この子の美味しさにも驚かされました。こんな分厚いフォアグラ、前菜なのに良いの???何とか酒とたっぷりのトリュフで作ったソースが、トロケルフォアグラに絡まって。。。なんて美味しいんだろう。。。やはり、こういうお店でフォアグラを食べるべきだと再確認いたしました。(適当な店で食べる、適当なフォアグラは美味しくない)「オマールエビのスパゲッティリゾット」オリーブも入っていてイタリアンチックな一品だけど、上に掛けたソースがやっぱりフレンチです。麺がオマールのエキスをたっぷり含んでいて、リゾットの所以がわかりました。オマールが大きなサイズでゴロゴロ入ってるけど、サイズが大きいので一口で食べるのがもったいない貧乏性のうきぽです(^^;「ヒゲだらのソテー アンチョビソース」ひげだらって何ぞや??って思ったけど、平目のようなしっとりとした白身魚。(ネットで調べたけど、ひげだらって意外に高級なのね。タラって名前なのにね)アンチョビソースは辛めなので、別皿に入れて、好きなだけ少しずつ付けて食べるのも、考えてるなぁって思いました。お口直しのグラニテもスッキリさっぱりして、次のお料理への準備万端です。「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」ほほ肉のワイン煮込みに目がないうきぽ。無理言って、別のコースのを選べるか聞いたとき、『ポーションが大きくなりますが、良いですか』との事。いや、むしろ嬉しい♪って思ったけど、さすがに大きい。それでなくても、全体的にポーションが大きめなので、うきぽのお腹も満足に近づいてるのに。。でもね、美味しいものはお腹がいっぱいでもどんどん入るから恐ろしい(笑)。とろけるお肉、濃厚なソース。甘みも酸味も旨みもバランス抜群。そして、ダーのメインの「和牛ロース肉のポワレ」も一口頂き♪これが、とろける様な上品なお肉。上に、ポテトのアイスが乗ってるの、ビックリしたよ。うきぽのメインと甲乙つけ難い一品でした。「クレームブリュレ」とっても小さいブリュレなので、もっと欲しい~って思う、まったりした美味しいブリュレ。このあとデザートがあるのにね(^^;「イチゴのサブレ」イチゴが一杯で、見た目が可愛い♪砂糖のキメが大きめのフレンチサブレに、甘さ控えめのカスタードがタップリ。かなり好きなカスタードの味です。そして、アイスクリームも甘さがスッキリしていて、クドクナイ濃さのアイスで素晴らしいです。ダーの「チョコレートのミルフィーユ」は想像と違う一品。パイではなくサブレの様な生地で、クリームやアイスをサンドしチョコをトッピング。添えられたコーヒーのクリームが大人っぽい味です。本当に何を食べても、何を飲んでも最高のお味で、文句のつけようがありません。素晴らしい食材を生かす素晴らしい技術、オーソドックスなフレンチなのに、新鮮な驚きもある一皿一皿。このお料理でこのお値段とは大変コスパも良いです。うきぽたちはワイン1本とグラス・アペリティフを頼んだので、二人で3万円弱ですが、お酒をそんなに飲まない人はもっとリーズナブルに楽しめますよ。昼は2940円から夜は4960円からですが、ぜひシェフのおまかせコースをオーダーしてもらいたいです。また、サービスの良さも特筆したい点。エントランスでクロークに荷物を預ける時からお見送りまで、とても良いサービスを受ける事ができました。それは、1テーブル毎に挨拶に来られるシェフの姿勢が物語ってます(忙しいときは出口のお見送りだけになってるけど)。ワインを選ぶ際は、的確なアドバイスをしてくれ、フレンドリーかつ丁寧な対応がとても素晴らしいです。残念な事があると言えば、場所が駅から遠い(小路駅か豊中駅から徒歩15分~20分位)。私たちはお酒を飲むので、車は乗れない(駐車場あり)。幸いダーリン邸から近いのでタクシーで往復が一番いいのかな。ダーリン、今日も美味しいディナーをご馳走様。ありがとぉ(*^^*)