タンチョウとタンチョウを見学(「・・)ン?
大型連休で訪れた北海道一周8泊9日のドライブ旅、5日目の朝。釧路の街は霧に包まれていました。車を出す合間、駐車場のおじちゃんに、釧路の朝っていつもこんなに霧深いのですか?と聞いてみたら、北海道内で気温が上がる場所があるとね、釧路はいつもこんな感じになるのだよ。と、言っていました。この日、十勝辺りで気温が高かったなぁ。霧の街、釧路をイメージしていたのでまさにそんな光景を見られて嬉しかったです♪釧路で、幣舞橋へ行き、炉端焼きも満喫♪ お次は、タンチョウを見てみたい 釧路湿原付近へ向かう。日本(=北海道)のタンチョウは渡りをしないそうです!タンチョウは、北海道東部を中心に1,200羽ほどが生息し、夏は十勝から根室の海岸沿いの湿地で繁殖し、冬には釧路周辺の給餌場で過ごすそうです。一年中タンチョウを観察をすることは出来るのですが、いちばん美しく、間近に見学できるのは、冬 なんだそうよ。氷や雪の上で、2羽のタンチョウが羽を広げて飛び上がったり追いかけ合ったりする、"タンチョウの舞"(求愛ダンス)をしている映像を見たことありますよね。冬の2~3月にかけてが見ることが出来る季節なんだそうですよ。この冬の時期は、餌を求め給餌場にやってくるタンチョウの飛来と共に、全国から多くのカメラマンも集まってくるそうで、釧路の冬の風物詩のようです!今回は求愛ダンスの時期ではございませんでしたので、もっと気軽に観察ができる別の場所でタンチョウに会ってまいりました♪(* ̄∇ ̄)/◆釧路市丹頂鶴自然公園◆釧路市鶴丘112国の特別天然記念物にしていされているタンチョウ。絶滅の危機にあったため保護、繁殖を目的に昭和33年に開園。タンチョウは丹頂と書き、"丹"は赤いを意味し、"頂"は頭頂部の意味。頭頂部が赤いとなる。なるほど~。タンチョウの頭の赤い部分は、皮膚。成長するにつれ赤い色の地肌が出てくる。ニワトリのトサカが赤いのと同じようなものだそうです。赤い部分は怒ると大きくなるそう!笑産卵期は4~5月。1ヶ月卵を抱き、ヒナ誕生!親子で一緒に過ごすのは10ヶ月ほど。親が幼鳥をつつき、追い払い、そばに寄せ付けなくなるそうです。成鳥は翼を広げると2.2~2.4mほどにもなるんですって。可愛い案内にしたがい向かいます!訪れたとき、ちょうど給餌の時間でした♪観覧通路にそって、フェンスで仕切られた小屋が6つほど並びます。飼育員の方にとても慣れており、タンチョウの方から近づいてきます。野鳥もエサを狙っています。給餌場にエサを補充。見学者の私たちも飼育員さんの後を追いかけ、ひと小屋ごとにエサやりシーンを見学しては撮影を楽しむ♪と、先に目をやると。。タンチョウが観覧通路に??いるじゃないの~!!どういう事??? それに、頭頂部の赤さがない??飼育員さんの説明によると、この公園内で誕生したタンチョウで、"子別れ"の時期を迎え、親ツルに小屋から追い出された幼鳥だそうです。親と一緒の小屋で過ごすことは出来ないけれど、この公園を出て行かないそうです。飼育員さんも困った様子ですが、可愛くて仕方がないのが伝わってきます。見学者の私たちを警戒する様子もなくのんびりとフェンス内を覗いたりしていました。これほど近くでタンチョウを見ることが出来るとは感激だ♪d(´▽`)b♪真っ白い羽。美しい立ち姿。感激しつつも、幼鳥の行き場のなさと言うのか、切ない後ろ姿にも思え、野生ではなく公園内で育ったのだから例外的に一緒に過ごすことを親も許してあげればイイのに。。そんな人間的な甘い考えが浮かんでしまいましたが、タンチョウの世界では無理なのね。タンチョウのお次は、釧路湿原へ(* ̄▽ ̄*)ノ"都知事選も終わり、今日から8月!暑さにめげず頑張ろう~★ランキング応援呼びかけ中☆=゚▽゚)ノ タンチョウハウツクシイ!人気ブログランキングへにほんブログ村