おこりんぼ母さんとおまぬけ子供たちの毎日

夫は昨年、長年受験し続けた資格試験に合格しました。
国家資格だそうです。
たぶん、10年以上、受験し続けたはず。。。
合格した時はよほどうれしかったのでしょう、義父に報告の電話をしていました。
（私も、だけど、何の試験でそれがどれくらいすごいのか、義父もわからなかったと思います）

10年以上、落ちても落ちても受験し続けて合格したことはすごいな、と思います。
でも。。。

最初の受験はポンがまだ小学校の低学年の時。
夜は毎晩のようにお酒を飲み、週末は「勉強するから」と言って自分の時間にする夫は、なんだか「給料をもらってきてくれる高校生」のような感じでした。
それが10年ちょっと続いてきたわけです。

その間に高校受験を控えたユキゾウが気が付きました。
「お父さんは難しい試験を受けてるって言うけど、毎晩お酒飲んでるじゃん。勉強してないじゃん。」
中学高校時代のユキゾウはとてもストイックな子だったので、1ミリもストイックさがない夫は1ミリも尊敬に値する父ではなくなってしまいました。

そんなこんなで、10年ちょっと。
合格を手に入れた夫はとてもうれしそうで、何度も自慢してきましたが、家族からは「よかったね（棒読み）」という反応しか得られませんでした。

そんな夫は、また別の資格試験を受験したい、と言い出しました。
もう、「どうぞご自由に」です。
相変わらず、毎晩お酒飲んでます。
毎年7月に試験があるそうですが、今年はコロナの影響で9月になったそうです。
場所は名古屋(=県外）。
「(受験）どうしたらいいかな~」を日に1度聞かれ、毎回、「名古屋は県外だし、コロナのことは(夫の）会社のルールがあるだろうから、取り合えずそれに従わないといけないんじゃない？」を繰り返しましたが、それでもまだ聞いてくるので「受かる見込みがあるなら受験すれば？受かる見込みがないなら、コロナ感染のリスクを背負いに行くだけだから、やめておけば」と言っておきました。
それでも、まだ聞いてくる・・・
結局、ユキゾウに「やめておけ」と言われて、今年の受験は断念したようです。

ちなみに、夫が取得した資格が今の給与に影響することはありません。再就職に役立つか？は不明です。
勉強するのはえらいな~と思いますが、私にとって夫の資格取得のお勉強って趣味としか思えないんですよね・・・