アガルタ通信・くうライブ
ライブ3連荘、最近の若者は他人のライブを気にしなさ過ぎる、といった手前、アガルタのライブは外せなかった。でも意外とお客はそこそこに入っていて良かったじゃん、というところ。アガルタはかなり前から知っていたが、西村君の電気マイルス・コピーバンド位の認識しかなかった。数年前から、うちでライブをやったりして、じっくり聴くようになり少し認識が変わってきた。路線はメインストリームから外れてはいるが、そこら辺の大人の店で聴く気合の入ってないライブよりずーとジャズをしている。1曲が当然長いが飽きさせられる事は無い。石田と瀬尾が参加した事で、アガルタサウンドがはっきりしてきた気がする。マイルスに拘る必要はもう無いだろう。マイルスが好きだというのは、何をやっても生かされるだろうし。さて、其の石田と瀬尾だが、竹村を加えたトリオで横浜グランプリ凱旋で、ゲスト参加した。実はそれでお客が多かったのかも知れない。このトリオ横浜へ行く前よりも表情が豊かになっている。特にドラムの竹村の成長の早さには驚かされた。小気味良く敲く、小上手い館山タイプと思っていたが、館山が駄目というのではないが、目指す所がもっと先にあることを知らされた。若き日の富樫雅彦をイメージさせる、是は私の最大の褒め言葉だ。石田は今絶好調!オーラを放っている。今が攻めの時だ!このステップは相当大きいステップに成ると思う。多分、私の予感は当たるだろう。