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【成功者はなぜか、世のため・人のためと考えるようになる】
ところで、成功者と呼ばれる人たちを観察してみると、じつにおかしな習性があることに気づく。歳をとってくると、どういうわけか急に「世のため」とか「人のため」という言葉を使うようになる。若いときは自分の出世や会社の発展しか頭になかったような人たちまでが、「社会のお役に立ちたい」などと妙なことをいい出す。 私がお付き合いする範囲でも、発展途上国で飢えに苦しむ子供たちのための救済事業に参加したり、環境保護のNPO活動に協力したりしている人が少なくない。 かと思うと、日曜日には、学校や公園のトイレをきれいに掃除して回る社長さんたちのグループもある。気持ちがいいから一緒にやりませんかと誘われるが、気持ちのいいトイレ掃除なら、家で妻のためにしているので遠慮させていただいている。 アメリカの有力事業家が集まってつくった奉仕団体、ライオンズクラブが日本に設立されたのは、社会貢献という言葉もなかった1952年のことだ。 本業のほうでもガリガリの儲け主義だった経営者が突然、「世の中に役立つ商品」「公益事業」などと口走るようになり、社員を驚かせたり、あわてさせたりする。企業の社会的責任が問われるようになった事情もあるが、それだけではない。成功者はなぜか「世の中のため」とか「人のため」を考えるようになる、という不思議な法則があるのだ。 ・社会的な成功は、成功し続けていると飽きてしまう ・自分を喜ばせたい欲求が満たされると、人を喜ばせる 幸せを感じたくなる ・人を幸せにする幸せのほうが気持ちがいい これらは、私たちの心のウィークポイントが成せるワザである。 【ぽんぽこ先生 解説】 他人のためにビジネスをする。 このことは、ビジネスの長期的な繁栄にとって、とても大切なことです。 自分のことだけを考えている経営者は、必ずある時点でバランスを崩すことになります。 それは、お金のエネルギーバランスをうまくとれなくなり、幸せよりもストレスを感じることが多くなるからです。 しかし、多くの人は、『世のため、人のため』と言った気持ちになることよりも『自分だけがよければいい』といった態度を優先します。 もし、あなたが『加速的に成功して、加速的に失敗したい』なら、それでも構わないと思います。 しかし、長期的な繁栄を得たいなら、まずは『他人に与える』ことからスタートしてください。それ以外に、長期的な繁栄はあり得ないのです。 未来の自分は、今の自分が作っています。 未来の幸せのために、今の行動を見直してみましょう。 幸せは、今得ることが大事なのです。 わかりましたか? では、次回。 ぽんぽこ先生より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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