|
|
|
2009.01.30
テーマ：親心・・・。(833)
カテゴリ：☆息子たちへ（長男幼稚園喘息時含む）
中学１年の男の子が命を絶った朝、
母への携帯電話に 男の子の嗚咽がメッセージとして残っていたとのこと。 朝、学校に行かないとならない時間に 眠っている父親の傍らで パソコンでの検索が、 自殺サイトに関することだった・・。 男の子が、 いろんな事情があって 担任の先生に叱られていた。 体罰で。 ひざ蹴りだの殴られるだの。 友達にもメールを書いていたことがわかった。 送信せずにおいたもの。 ”先生にまたなぐられた。あとで電話していい？” 男の子が、体罰をした担任の教科の成績があがっていたのは 先生に、認めてもらいたかったのではと番組で言っていた。 春休み、 自分の弟が父親と故郷に行っている間、 学校の先生をしている母親と二人の時間をとてもうれしがっていたそう。 男の子の部屋から、 もっとずっと一緒にいれたら・・・とのメモを見つけた母親は とてもうれしく感じていたのに。 男の子は当日、母親の携帯電話にたくさんの着信と、 メッセージには嗚咽を残し 重たい剣道の道具などを持って家を出つつも 学校に着くことはなかった。 朝、特ダネ！ワイドショーを観ておりました。  担任からの体罰は反対です。 げんこつルールというのがクラスのきまりだって？ それしか方法がないのか？！ 生徒をひっぱっていると思ったら大間違いだと。 かわいいげんこつで済めばいいですが 相当な力と勢いがあったそうな。 生徒は どんな先生であっても この担任ではやっていけないと どう訴えることができるだろうか？ あの先生、困るよね。いやだよね・・で 大半は、あきらめ、我慢していたんだと思う。 その担任はおそらく、 生徒の忘れ物ほか、日々のルールを守らせるために クラスメートの前で げんこつルールを見せしめの面でもしていただろうが そういうのは 小学低学年の、かわいいげんこつよ☆ならまだしも・・・。 あきれてしまった。 男の子の母親も教師という職業だった。 母親と教師という部分で どんな葛藤があったんだろう。 報道を観ながら、胸が痛みました。  実は この冬になって うちの小学長男が学校へ行きたくないと 時折漏らすようになってきています。 まだまだ、ただ単に、 休みてぇ～と愚痴っているという状態ですが。 小学４年の頃、やけにむっつりして 親にも、うざったそうにしていた時期が 数ヶ月あった息子ですが、 それ以外は、親子の会話という面では心配ない息子です。 学校でね、こんなことがあってね・・ 小学低学年の頃は、学校での授業や行事の話が中心でしたが 小学高学年ともなると、 友達関係での話が中心になってきています。 ほんのすこしでも あのね・・こんなことがあってさ・・というのを 話してくれるうちは、まだいい方だと思って、 息子の話を、抑えつけることなく、聴いています。 小学高学年ともなると 男の子は、ただのおふざけとはいえ、 力の加減も、不十分なところがある部分で、 息子は 「一対一で一緒にいる分にはいいんだけど 何人か集まってくると 誰々と誰々が、偉そうに、わざと乱暴な言葉を使ったりするんだよな。 ふざけてても力がいつもよりも強くなったりとか・・。」 いつも楽しく和気藹々としていた友達が どうも 自分の男らしさというのを表し始めて それが息子にとっては迷惑なこともあるみたいです。 嫌なときはいやだ！とはっきりと主張もしているし 集中いじめということも無いようなので安心してはいます。 これまで毎日学校に行っているのが当たり前のように 見えていた息子が 小さな胸の中でいろんな葛藤をしていて 自分なりに乗り越えてきているのを目の当たりにして ”息子は私の学生の頃を超えている”と驚きの毎日です。 励ましつつも、 時にはガス抜きも必要かと思っているので 風邪で病院にかかるのに早退・・とか、 明日の部活は見学ね・・・とか 学校を数日休ませてもいいとも。 ちょっとお出かけしてもいいしね☆と話してあります。 親がそうやって応えてくれるとは 思いもしなかった様子の息子。 そのせいか、 息子も、気持ちの中で学校に対して 行かなくちゃいけない！という切迫感は無い様子で ま、行くだけ行ってみるよ・・という感じですね。 ただ、 私が家事をしていると、背後から あのね・・こんなことがあって 僕は～～～こうしてみたんだよ・・と 話すことが、具体的になってきているのが わたしとしては救いです。 先日、 たまたま風邪のために学校を早退した際、 担任の先生とお会いして 最近の息子の話をしました。 もしかしたら、あのことかな？と担任の先生も察していただき、 結果的にそれは違ったとはいえ、 その日の夜にも連絡をいただいて。 どの友達が悪いというわけではなく、 息子自身も、進化していったらどうかという部分もあるので 学校での様子を見ていただきたいとお願いしました。 連絡帳にズラズラと書いてしまっては、 息子にもわかってしまいますし、 こうしてほんの少しでも話ができてよかったと。 担任の先生というのは 一日の大半を過ごす学校で、 親子ともども、信頼していく先生であって 単純なことで体罰をされてはこまってしまいますね。 息子が追い詰められている・・・すぐに気が付くことができるだろうか？ 私は、今回の自殺報道で自問しています。 息子が心の内を話してくれていなかったら いまだに、私は気が付いていなかったと思います。 気が付くというか、 まぁ、男の子だし・・と勝手に決めつけていたでしょう。 普段からの会話が必要とはわかってはいますが・・・。 複雑な気持ちでおります。      ★折り方 アニメ表示凄い！ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[☆息子たちへ（長男幼稚園喘息時含む）] カテゴリの最新記事
|
|
