2006/11/08(水)14:44
Cup Day と BBQ
我が州、本日はカップ・デイ(競馬のビッグレース)にて、祭日。
(AUは州によって、祝祭日やスクールホリデーが異なります。)
早朝から、テレビやラジオはカップ1色。
日本の馬が2頭(1頭の騎手は日本人)が出場予定で、しかも、
そのうちの1頭が1番人気となっていた。
朝から晩まで、テレビやラジオで、"Japan" "Japanese..." という
言葉がこれ程までに繰り返されるのを聞いたのは、今回が初めて
である。
サッカーのワールドカップ開催時とは違って、TAB(スポーツくじ
売り場)も大賑わいであった。
近所のTABの前には、いつもは見かけない相場屋(?)さんもいた。
昨年のカップ・デイは、スプリング・レーシング・カーニバル
(春競馬の季節のこと)にふさわしい素晴らしいお天気であった。
が、今年はあいにくのお天気・・・
休日には、車や自転車で溢れているビーチ沿いの道路もガラガラ。
ノエル家もドレスアップして競馬場へ!・・・ではなく、早起きして
マーケットへと出かけた。
しかも、マーケットが全てお休みになることをすっかり忘れて。(笑)
閉店しているお店も多く、開店していても、大一番が始まる
午後3時には閉店してしまうところも多い。
大慌てで、近所のストリートまで戻り、八百屋さんと魚屋さん、
スーパーで食材調達。
(八百屋のおじいちゃんは・・・きっとおしゃれして競馬場。笑)
よほどのことがない限り、スーパーで生鮮食品を買うことのない
ノエル家なのだが、今日はその「よほどのこと」があり、スーパーで
お肉とソーセージを購入した。
この月曜日、遂に○○○が届いたのだ!
これが○○○・・・BBQグリル!
ちなみに、配達車のナンバーは "MR BBQ" であった。(笑)
金曜日、脅しとも言える配達確認の電話を購入店に入れるほど
グリルの到着を待ちかねていたのえぱぱ。
カップ・デイで休日となる今日をBBQデビューの日と決めていた。
午後、下ごしらえを済ませ、日本から来た2頭のお馬さんが
ワン・ツー・フィニッシュするのを見届け、いざ、裏庭へっ!
が、相変わらず雲行きが怪しい・・・
「パパ、神様が『今日は諦めなさい』と
おっしゃっているのでは?」
「ちび太、そんなことはないっ!」
前菜になるはずだった牡蠣を食べながら、窓の外ばかり見てる
のえぱぱ。
「今日は止めようか?」
「いや、もうちょっと・・・」
午後7時ちょっと前、もうタイムリミット・・・
・・・晴れた。
「奥さん、今だっ!」
スキップするかのように、裏庭に飛び出すのえぱぱ。
グリルにかけていた黒いカバーをはずし、準備を始めだした。
仰々しいツールセットも、オタフク前掛けもいよいよデビュー。
「もういいよ~ 焼くもの、持ってきて~」
のえぱぱから声がかかった。
まずは、時間のかかるソーセージと、短時間が勝負のピリピリエビ&
マンゴーの串刺し。
「ママ・・・パパ、大丈夫でしょうか?」
「そうだね~、ノエルさん。もう少し様子を・・・」
「うわぁ~!!!!」
「どっ、どうしたのっ!?」
「うぉ~!焦げるっ~!」
「エビのほうだけ、火を消せば
いいじゃない。」
「おっ、そうか・・・」
のえぱぱ、ふたつ以上のことを
同時に出来ないこと忘れていた。
うかつだった・・・
墨になるのを免れたマンゴー。
その後も、「うわっ!」「」は繰り返された。
ソーセージとステーキ。
付け合せのポテトとアボガド&グレープフルーツのサラダ。
「ステーキ、もうちょっとしっかり焼いたほうが・・・」
「いいんや!レアが好きやねん!」
「・・・」
現在、ステーキが食べられない私は、マグロの赤身を黒ゴマと
オリーブオイルでマリネしたものをあぶってもらい、わさび醤油で
いただいた。
「火加減が難しいなぁ・・・」
「・・・まっ、頑張ってね・・・」
確かに、想像以上のパワフルな火力ではあったが・・・
初めてだからしょうがないか・・・
<おまけ>
燃え尽きてしまったデザート・・・
あまりに恐ろしい姿のため、フラッシュをつけて撮影することが
出来なかった・・・
「次回は美味しそうな姿でお会いいたしましょう!」@謎のデザート