根津で独り酒(慶よろこび2)
昨日も行ってしまいました。カウンター6席のみのお店ですから、根津まで行って満席だったら眼も当てられないので、念のため電話をしてから行きました。到着すると、まるでお店の主のような雰囲気の年配(ご老人)のお客さんが一人でおられたので、低姿勢でご挨拶。そうしたら「ワシも今日が初めてだ!」とのこと。初訪であのような雰囲気を出せるのは、さすが年の功と言うべきか。このお客さん、近所にお住まいの方でしたが、波長が合ってきて「俺の家に来い!」とまでおっしゃっていただきました。この日は比較的若いめの男性一人客が4,5人、入れ替わりで来られました。女将がお若いから、その辺の関係があるかも知れません。もちろん、皆さん日本酒好きで、詳しい方々ばかりです。まんべんなく皆さんと会話を楽しんで、お会計。ビール1本、日本酒冷やグラス1杯、燗酒1合と、ポテサラ(胡麻をまぶしたのが美味かった!)、野菜スティック(皿の上での盛り付けに楽しい工夫が!)、〆めのぶっかけうどん(温玉を溶かして混ぜてグッド!)で4250円。レシート明細付ですから、文句なしの明朗会計です。そうそう、先週木曜日お邪魔した時は、先月からお店に入って曜日担当している城田さんが女将でしたが、お店の引継ぎというか、データベースが良いのでしょう、そのときに私が飲んだお酒の銘柄を、本日担当の女将・冨田さんはご存知で、ビックリしました。「先日は、○○と○○を飲まれておられたようですので、少し甘口系のお酒がお好きなのでしょうか?」と。それで今日お勧めのお酒を紹介してくれるのですね。素晴らしいホスピタリティです。そのあと、根津駅裏手にある同じオーナー経営の洋酒バー「くるみ」に寄りましたが、こちらはカウンター席数10に対して、女性バーテンダー一人の切り盛りで、丁度満席でしたから、必然的にバーとしてのサービス提供には無理があります。1杯飲んで会計を頼んでから、お通しが出てきましたから。