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カテゴリ:日本酒
日本酒のブログで大手メーカーのパック酒を取り上げるのは珍しいかも知れない。
通もうなる地酒の純米大吟醸もいいが、手軽な日常酒となるとコストのことも考えなければならないのが現実。 今回取り上げた「月桂冠・すべて米の酒」は、1月12日付けの本ブログで「ガイアの夜明け」が特集したコンビニ・ファミリーマート限定酒「粋ボトル・純米酒」(200ml)の汎用版(4合瓶とか大容量版)を、月桂冠に電話をして聞いた結果、購入したもの。 電話口で応対した月桂冠の女子社員は、とても感じ良くかつ適切で、 「粋ボトルは全量山田錦で、ファミリーマート用に出したものなので、同じ内容のものは市販されていません。ただ、似たような造りのものとして、掛け米はコシヒカリになりますが、”ヌーベル月桂冠・純米酒”があります。こちらは粋ボトルより香りが少し落ちます。 逆にコクは落ちてしまいますが、香りの高いのが、パック酒ではありますが、”すべて米の酒”というのがございます。」 と詳しく教えてくれた。 この女子社員は相当な酒好きと見た。 まず探したのは”ヌーベル月桂冠・純米酒”だが、伏見の有名銘柄といえども関東地区に弱いのか、置いてある店が無い。 ようやく「カク○ス」で見つけたが、瓶詰め月が昨年の4月で、なおかつ陳列棚の一番上の蛍光灯の直ぐ下で、さらには暖房用のエアコンの吹き出し口のすぐそばだから、瓶を取ったら暖かくなっている。これじゃあ買う前から「人肌燗」だ。 ということで、購入はやめた。 後日、セブンイレブンに寄ったら、”すべて米の酒”が12月の製造月で置いてあったので購入した。900mlで798円。 もっとも、直後に寄ったそこから100m先の食品スーパーでは、「今月のお買い得」で698円で売っていたが・・・。 さてお味は? 確かに深みは少ないが、香りはいやらしいツンと来るものではなく、純米系の比較的品の良いもので悪くない。(私的には好みに近い。) 例によって他の人にも飲んでもらうが、いきなりパックから注がず、あらかじめグラスに入れて(先入観無しに)試飲してもらえば、「結構すっきりして飲みやすいね。ちょっとコクが浅いけどね。」とまずまずの評価。パック酒とばらせばビックリする。 価格とのバランスで言えば高評価になるでしょう。 さてさて、スーパーの698円が今月一杯なので、結局もう一本買った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/01/29 11:36:38 AM
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