|
テーマ:お酒大好き(5104)
カテゴリ:日本酒
昨年の暮にこのブログでアップした秋鹿酒造。米作りから酒造まで、自社で一貫して造りを行うこだわりの酒蔵として名を馳せています。
今回はその蔵の特別純米生原酒。といっても今年の3月に搾ったものですので、だいぶ自宅の冷蔵庫で寝かせてしまいました。 このラベル、達筆だなあと思います。 醸造年度でいうと2009年度のこのタンクの酒は、来年に1年熟成、再来年に2年熟成、3年後に3年熟成のものを、それぞれ毎年春に送ってきてくれるので大変楽しみです。 使用米は、この世界では有名な鳥取田中農場の山田錦。 精米歩合は70%と、抑えた磨きにして旨味を載せた造りを想定しています。 酵母は7号、速醸モトで24日間醸し、日本酒度は+10、酸度2.2という辛口になっています。 アミノ酸度が1.0というのは意外な感じがしますが、これから熟成を経て変化していくのでしょうか、蔵元に会う機会があったら聞きたいところです。 こうしたラベルの表示は私好みです。 蔵人たちが厳しい寒さの中、精魂傾けて造りに邁進した姿が想像されるからです。 自社の蔵のお酒に対する彼らの愛情を感じ取りつつ、私たちは自分の舌をはじめとした五感で、表示数値と味わいを比較しながら、日本の文化を堪能する喜びに浸ることができます。 必然と感謝の気持ちが湧いてきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/09/24 10:27:27 AM
コメント(0) | コメントを書く
[日本酒] カテゴリの最新記事
|
|