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テーマ:お酒大好き(5104)
カテゴリ:日本酒・島根県
今話題となっているTPP「環太平洋パートナーシップ」ではないですが、こちらは「環日本海」。
ところで「TPP」って、何の略だか分からなかったのですが、調べたら「Trans Pacific Partership」の頭文字でした。 蔵元の日本海酒造は、石見地方の浜田市街と益田市街の中間点にあたる三隅町にあります。 漁港の三隅港は山陰地方で有名ですが、変わったところでは、古くからオートキャンプ場が整備されていたので、キャンパーの間では密かに知られていたところでもあります。 石見地方と言えば「石見神楽」が伝統芸能として、ときどきテレビなどに登場しますが、この神楽はスサノオノミコトが、荒れ狂う大蛇を酒を飲ませて眠らせて退治するストーリーでもあるのです。 古代神話の時代より、酒は儀式やイベント、物語に欠かせないものだったのですね。 ラベルは「水澄みの里」が強調されていますが、「みずすみ・・・」ではなく、「みすみ・・・」と読み、三隅町の語源であるという説があります。 ただし、古く律令制の時代において「三隅郷」と称されていたことから、真偽のほどは私は確かめられませんでした。 中国山地を背にして、良質の水に恵まれた場所であることは間違いありません。 山田錦を40%まで精米し、協会9号酵母によって、日本酒度+1~+3、酸度1.2~1.4、アミノ酸度0.9~1.2、アルコール度16.5度に仕上げた逸品です。 高級酒らしく、長期低温発酵で醸されたまろやかな口当たりと穏やかで豊かな香りです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/12/24 03:39:26 PM
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