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テーマ:お酒大好き(5098)
カテゴリ:日本酒・栃木県
県立栃木農業高等学校の生徒が育てた酒造好適米「とちぎ酒14」で造ったお酒です。
「桃の道」は桃酵母を使用しているため。 「杉並木」を醸す飯沼銘醸は、栃木市西方町と言われてもなかなか位置がつかめないですが、東北自動車道で言えば「鹿沼IC」と「栃木IC」の間にあります。 銘柄「杉並木」は、日光杉並木街道に由来します。 街道筋には現在も総延長35km、1万3千本以上の杉並木が残されているそうです。 蔵のHPによれば「江戸時代、諸国の大名が東照宮に競って、高価な金品を寄進するなかで松平正綱は寛永年間から20余年を費やし、約十万本の植樹を行ったのが杉並木の謂れである。」とあります。 全国のそれぞれの酒銘にはいろいろと謂われがありますが、今回の「杉並木」のような何の変哲も無い酒銘であっても、歴史を垣間見ることが出来るのが日本酒の良さだと私は思います。 「高校生が作った・・・」と聞くと、期待値は高くなりませんが、実際飲んでみるとスッキリとしたノドの通りの良い酒。 桃酵母もほんのり穏やかに香りを漂わせ、嫌味ではありません。 日本の未来の農業を背負う農高生、ガンバレ!と言いたくなりました。 (高校生だけど、味見はしたのだろうか?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/10/24 09:00:40 AM
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