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テーマ:お酒大好き(5104)
カテゴリ:日本酒・滋賀県
先日、三重県伊賀のお酒を取り上げましたが、今回は山を一つ越えた滋賀県甲賀のお酒。
忍者の二大聖地。 甲賀忍者は「こうが」と濁音で読みますが、滋賀県甲賀市は「こうか」と清音で呼びます。 市内の水口(みなくち)町は酒蔵が何軒かある、東海道五十番目の宿場町。 「かんぴょう」で有名ですね。 美冨久酒造は特定名称酒のみ造る蔵です。 このちょっと古い感じのラベルは好きです。 山廃純米の熟成酒となれば、飲む前から期待感が盛り上がります。 精米歩合は70%と比較的低精米で、日本酒度は-2とやや甘め、酸度は2.1だから酸っぱめ、という個性的なスペックです。 「山廃仕込」にこだわる美冨久酒造が自信をもって送り出す酒だけあって、この蔵の酒造りに対する姿勢・考え方を充分に推し測ることができるものとなっています。 時流に流されないコクと深みを追求する蔵元さんは、相当な酒好きと想像します。 一升瓶2100円という価格も、造りの手間ひまと純米酒ということを考えればとても安いお酒です。
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Last updated
2011/10/30 09:12:55 PM
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