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テーマ:お酒大好き(3999)
カテゴリ:日本酒・千葉県
日本酒の古酒を語るうえで、木戸泉の「AFS(アフス)」を外すわけにはいかないでしょう。
なにしろ昭和30年頃に毒性回避の観点から保存料の添加を廃止し、独自の酒母造りの開発を手がけ、この酒母によって日本酒の長期熟成の実験に入りました。 そして昭和46年、9年物の長期熟成酒「オールド木戸泉」を発売。 今から40年前の日本酒を取り巻く時代背景を考えれば凄いことです。 高温山廃一段仕込みの原酒を30年以上熟成させた古酒。 ![]() このブラックコーヒーのような濃い色合いをご覧ください。 同じ木戸泉の10年古酒と比べれば、その色合いの違いは一目瞭然です。 ![]() (底のほうに薄茶色にあるのがそれです。) この木戸泉酒造では全量「高温山廃仕込」だそうです。 「高温山廃仕込」とは、55℃という高温で酒母を仕込む方法で、もちろん天然の生の乳酸菌を用いています。 出来上がりはしっかりした酸味と豊かなコクで、「飲んでる感」の物凄く高いお酒です。 このニューアフスは、岡山県産のアケボノを使用して、精米歩合は70%。 価格は720mlで6200円と比較的リーゾナブル。 酸味が半端でなくありますが、この味わいは私好みです。
Last updated
2012/02/14 09:27:23 AM
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