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カテゴリ:日本酒・埼玉県
しばらく前になりますが、「日比谷バー」グループのカクテルコンペティションが、東陽町のホテルイースト21で行なわれました。
その時のお土産の日本酒です。 日比谷バーというのは、都内を中心に20数店舗をかまえるショットバー・グループですが、銀座5丁目に「SAKE HALL」という、”日本酒カクテル” 専門店があります。(すみません、私は行ったことがありません。) 洋酒バーのグループが、若い世代に日本酒を知ってもらおうと、このような店舗をはじめたことに敬意を表します。 その関係でカクテル競技会のお土産が日本酒になったようです。 パッケージはまるでワインかのようですが、中身は埼玉県上尾市の「文楽」によるもの。 しかも精米歩合55%の純米酒です。 東京に極めて近い酒蔵ですが、不勉強ながら飲んだことがありませんでした。 この面白いラベルの酒を一人で飲んではもったいないので、東京国税局酒税部門に勤める酒友主催の飲み会に持ち込みました。 私自身は飲んでみて、オーソドックスなそしてある意味古風な味わいを持つ香りを抑えた日本酒だな、と思いましたが、 女性陣は「ワー、フルーティ!ワインみたいで美味しい!」との評価。 持ち込んだ私に対する気遣いもあるでしょうが、それ以上にラベルのツラ構えに影響されているのではないかと思われます。 鑑定官室所属の現役鑑定官氏は「ウン、しっかりした造りですね」とのコメント。 文楽は創業明治27年の酒蔵ですが、伝統芸能である“文楽”の名前を冠した理由は、義太夫・三味線・人形遣いの三位一体の精神を、米・水・麹で造りだす日本酒に生かしたいとの思いが込められているとのことです。 平成19年に新築された蔵は大きなガラスが張られた近代的な建物で、従業員数も50名を超える中堅メーカーです。 というようなことを今回を契機に勉強しましたので、今後どこかの居酒屋で見かけましたら、普通のラベルの文楽を飲んでみたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/12/08 10:19:54 PM
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