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2013/01/25
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カテゴリ:日本酒・鳥取県
穂先までの長さが150cmにもなる鳥取県原産の「強力(ごうりき)」米は、その高さゆえ倒れやすく、戦後は「幻の酒米」として姿を消していました。

しかしながら一人の酒造家の熱意がこの酒米を復活させます。

鳥取大学農学部で保存されていた片手一握りにも満たない原種を育苗し、ネズミに食べられないよう天井に吊るしながら守った籾が、酒米として愛飲家のノドを潤すほど育つことができたのは昭和60年代のことです。

山田錦・雄町と並んで「線状心白」を持つ強力は、高精白が可能ですが、その堅さゆえ、精米に時間を要し、蒸しても堅く、発酵中も溶けにくい、文字通り手間のかかる難しい酒米です。

そんな強力で醸された酒は、香りも立たないのでけっして新酒鑑評会向きではありませんが、コクの深さは特別で、とりわけ燗づけすると旨さが一層引き立ちます。

HI3B1933.JPG

HI3B1934.JPG

その強力を生産者である内田百種園では、「完全無農薬無肥料農法」により育て上げました。
なので「先祖帰り強力」と名付けています。

精米歩合は80%、日本酒度は+9、酸度は2.3、というスペックからは、裏ラベルに書かれているとおり「原種の本能をむき出しにした野趣味」を想像しますが、
燗酒で飲んだこの酒は意外にも、精米歩合8割を感じさせない「綺麗なウマイ酒」。
これは相当苦労して、技と努力を傾注して造った酒ではないだろうか。

さらに、ツマミで食べた燻製料理と抜群の相性。
冬の寒い日にこうしてウマイ燗酒を堪能する楽しみはなんとも言えない喜びです。

山根酒造場の蔵人の皆さんの、精魂込めて働く姿を想像すると、感謝の念を抱かずにはいられませんでした。






Last updated  2013/01/25 03:50:45 PM
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よしたか@ Re:若竹・プレミアム純米大吟醸(静岡県島田市・大村屋酒造場)(11/05) 息子と静岡の娘さんとの婚約の席で、若竹…
星野 勝@ Re[2]:名人 安東焼酎のこと(08/09) 北岡さん ご丁寧にありがとうございます。…
北岡慶太郎@ Re[1]:名人 安東焼酎のこと 星野さん 色々と有り難うございました。近…
stars77@ Re:名人 安東焼酎 45%(韓国ソウル・眞露)(08/09) 北岡さん、申し訳ございません。国内での…

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