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テーマ:お酒大好き(5098)
カテゴリ:お店
今年の新規開拓第一号。「YUCARI」の日本酒特集号を友人が送ってきてくれて、日本酒ライターの藤田千恵子さんが推奨するお店の一つにこの「侘助」という下町のお店が登場していました。
記事を読んだ瞬間に「ここはイケル」と直感した次第です。 地下鉄日比谷線「入谷」からすぐ、JR鶯谷駅からも歩いていける。 最初の一杯は、昨年の正月も押上の「酔香」で飲んだ、福島県浪江町の「磐城壽」。 「日本一太平洋に近い蔵」の鈴木酒造店は、津波にのまれ、昨季より山形県米沢近くで酒を造っています。 「この店では唯一の非純米酒です」と、酒担当の息子さんから断りがありましたが、復興への願いを込めて頂戴する。 次は、最近気に入っている「新政6号」。 ちょっと季節遅れの「ひやおろし」でしたが、とても美味。 お母さんが作る大皿惣菜も美味いが、息子さんが包丁を入れるこの刺身もGood! その息子さんに勧められて飲んだのがこの「鷹来屋」。 大分の酒で不勉強ながら初めて飲みましたが、これはイケル! 覚えておきます。 その他、「天の戸・美稲」(秋田)、「秋鹿」(大阪)、「日高見」(宮城)、「宝剣」(広島・呉)、「竹鶴」(広島・竹原)、「王禄」(島根)などを、燗づけをおりまぜながら飲みましたが、半合サイズでお願いできるので、多くの種類を飲むことができます。 なお、すべての銘柄が燗づけ可能です。 「十酒(とき)」という和歌山の酒も飲みましたが、これは昭和63年醸造というから、24年の古酒! 一杯の値段はそんなに高くありませんでしたが、「しぼりたて」や「無濾過生酒」が多いこの時期、古酒のしっとりとした味わいも格別でした。 大田区に住む人間としては、けっして近い店ではありませんが、家族経営のほのぼのとした雰囲気と、各地の銘酒、そして手を抜かない肴に大いに満足しましたのでまた来るでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/02/01 05:24:46 PM
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