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カテゴリ:日本酒・群馬県
1回火入れの生詰純米大吟醸。なにが「PROTOTYPE」かというと、アルコール分15%の原酒を醸したこと。
その狙いは「飲み易さと旨さの両立」で、17-8度の原酒のパンチ力ではなく、飲み頃のアルコール分でありながら、旨味を充分引き出すために、加水していない15度の原酒を、発酵を調整しながら造り出したのがこの酒。 という理屈はあとから知った次第ですが、何も知らずに飲んだ印象は、最初口に含んだ時は品の良い香りと口当たりの良さで「優等生だな」というもの。 しかし、ノドの奥を通り過ぎて、余韻の香りと膨らみが鼻腔をすり抜けていくと、「これはウマイな」と素直に思える。 軽くても薄さを感じさせないこの酒は「試験醸造」に終わらせることなく、定番酒として常駐しても良いのではないだろうか。 しかも、4合瓶で1575円とリーゾナブル。 群馬の酒というと、上越新幹線に乗ったようにスルーして新潟まで行きがちだが、実際は派手さこそないものの、しっかりした酒が多いと思う。 途中下車しましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/07/31 11:30:14 AM
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