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カテゴリ:日本酒・北海道
札幌に単身赴任中の酒友も9月末で任が解かれるとのこと。
最後の帰省時に、「同じ蔵で、同じ精米歩合で、同じ造りで、使用米だけ違う」酒として、国士無双の純米大吟醸を2本買ってきてくれた。 右が北海道産米「吟風」使用の「あさひかわ」。吟風は心白が大きいという。 左が同じく北海道産米「彗星」使用の、「北海道限定」。こちらはタンパク質含有量が低く、淡麗な仕上がりになるという。 精米歩合はどちらも45%、アルコール度15~16%、酸度1.3、日本酒度だけ「彗星」使用のほうが+5~6で、「吟風」使用よりも2~3+になっている。 「北海道限定」には裏ラベルが貼られていて、「洋梨を思わせるようなフルーティな香り云々」と記載されているが、実際は立ち香は少ない。 私自身は香り系が得意ではないので好ましいが、フルーティさを期待した人にとっては「ちょっと違うだろう・・」となりかねない。特に最近は香りを際立たせる酒も多いので。 どちらも複雑な旨味が折り重なった、しっかりしたお酒ですが、こうしたタイプは燗上がりするので試してみると、見事味わいが昇華しました。 とりわけ、40度弱の「吟風・あさひかわ」は、そのゴツさが丸味を帯びてなんとも言えぬ嬉しさが。 こうして飲むと「やはり夏でも燗酒が身体に優しい」と思う。 そして、今回彼は「王子サーモン」ではなく、日高産「銀聖」の炙り焼きサーモンを持ってきてくれた。 この美味さは思わず感嘆するほどの筆舌に尽くし難いものでした。 彼が北海道を去れば、これを味わえるのも最後だろうか・・。
Last updated
2013/08/28 11:00:48 AM
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