970104 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

日本酒類文化振興会

PR

X

全16件 (16件中 1-10件目)

1 2 >

ウィスキー

2014/02/07
XML
カテゴリ:ウィスキー
「Royal Household」は世界中で日本だけに市販が許されたスコッチウィスキー。
それは英国王室と皇室の特別な関係ゆえに。 
英国でも飲めるのは宮殿内を除くと、スコットランドの離島の王族が訪れるホテルバーだけ。
こうして普通に街のBarで飲めるのも日本ならではです。

  • IMG_20130818_153608 (1).jpg

  • シルクのようなスムースさで、「綺麗」という言葉がピッタリの透明感。
    「焦げ臭い」「オヤジっぽい」とふだんウィスキーを敬遠気味の人も飲みやすいと思う。

    逆に、シングルモルトを飲み慣れた人、とりわけアイラ系などを好きな人にとっては物足りなさも感じるのでは。

    同じウィスキーでも目指すものが違うから当然なのでしょう。

  • IMG_20130818_153622.jpg


  • 「THE」の定冠詞が付いたロイヤルハウスホールドは20年ほど前に終売になっているから、こちらは今だと1本20万円前後で売られている模様。

    THEの無いこちらは、1本3万円弱くらいが実勢価格のようですから、それでもバーで飲めば結構いいお値段の1杯になります。

  • IMG_20130818_154257.jpg


実はこの時、日本初のシングルモルトといわれる「軽井沢17年」を飲むのも目的だったのですが、こちらは「先日ちょうど無くなったところ」と残念な告知。

しばらくしたら、女性バーテンダーさんがメモ書きの紙切れを持ってきて、「こちらのお店だったら置いてあるようです」と他所のお店の名前を教えてくれる。

私がビックリして「なんで?今調べたの?」と聞いたら、「あちらのお客様が最近行かれて飲まれたようです」と、カウンターの一番端に陣取った白髪の紳士を紹介してくれる。

私が「それはありがとうございました!」と御礼を言うと、「いや、この間まだ残っていたから、あるでしょう」とさらりとおっしゃった。

ダンディな紳士と洋酒バーのカウンターの組み合わせ、決まりますねえ!






Last updated  2014/02/07 03:08:39 PM
コメント(0) | コメントを書く


2013/05/15
カテゴリ:ウィスキー
凄いグレーンウィスキーがありました。
「シングルモルト」ウィスキーならぬ、「シングルグレーン」ウイスキー。しかも15年。
TIBでのキリンブースです。右端がそれ。
  • DSCN3306.JPG


  • DSCN3309.JPG

  • 外観は蜂蜜のような琥珀色がかったゴールド。
    香り(アロマ)は穏やかで、グランニーさ、エステル臭も無い。

    味わい(フレーバー)は、非常にスムースに舌の上を滑りながら、一方でグレーンウィスキーにありがちな単調さが無い。
    「コク」と表現すべきなのかどうなのか、いずれにしても深い味わいがある。
    そして、奥から甘味がほんのり顔を出してくる。

  • DSCN3310.JPG

2004年に1本5000円で売り出されたとあるが、相当お値打ちではないだろうか。
貯蔵年数等で単純比較は出来ないが、知多半島のものとは同じグレーンでもだいぶ違った。






Last updated  2013/05/15 04:32:15 PM
コメント(0) | コメントを書く
2013/04/29
カテゴリ:ウィスキー
ハイランドパークのブースでは、オークニー島のピート現物が展示されていた。
匂いを嗅いで見ると豊かな清浄な草系磯の香りが確かめられる。

石狩平野のピートも展示されていたので嗅がせていただいたが、明確な香りの立ち方はオークニーの方が際立っている。
  • DSCN3298.JPG



  • そばに16年熟成のカスクストレングス『THOR(ソー)』が置かれていて、試飲ができた。
    THORは、バイキング達に最も篤く信仰された軍神のことです。

    ボトルに印刷されているロゴマークは、THORの使っていたハンマー、全体が写っていませんが、ボトルが収められている木枠はバイキングのロングシップを模っています。
    さすが、オークニー島のハイランドパークらしいですね。
    DSCN3299.JPG

  • アメリカン・シェリーオーク樽で後熟させたこのカスクストレングス(アルコール度52度強)、ひと目惚れするような美味さでした。
    香りとコクのバランスが良く、とてもスムースに口中に溶け込む。

    DSCN3300.JPG

アメリカン・シェリーオーク樽とスパニッシュ・シェリーオーク樽の香りを嗅ぎ分けるのも面白い経験。

以上、とても楽しいブースでした。






Last updated  2013/04/29 09:03:32 AM
コメント(0) | コメントを書く
2013/03/04
カテゴリ:ウィスキー
スコッチ文化研究所のウイスキースクール西麻布で開校されているテイスティング会。
今回はメジャーなブレンデッドウィスキーの特徴を確かめること。

参加者は15名でしたが、ブラインドでテイスティンググラスによって提供される一つ一つのウィスキーについて、「外観」「香り(アロマ)」「味わい(フレーバー)」「特徴」「地域」などを講師から指名された数人が発表する。

最後に全員に対して、銘柄は何か質問される。

講師が正解を発表し、その銘柄のブランドスタイルを試飲しながら理解する。

という繰り返しで6種類の代表銘柄をテイスティングしました。

以下は私なりのまとめです。

<バランタイン17年>
外観は透明感あるゴールドイエロー。何と言っても特徴は「グレーンウィスキーのニュアンス」が感じられること。17年に限らず、バランタイン全体のスタイル。
キーモルト=ミルトンダフ、グレンバーギ、スキャパ、etc

<シーバスリーガル18年>
「華やかな品の良い香り」「果実と樽のニュアンスの甘味」「酸味と渋味のバランスも良く、スペイサイドの良い所を押さえている」欠点の少ない万人向けのスタイル。
キーモルト=ストラスアイラ、グレンリベット、ロングモーン、ベンリアック、etc

<オールドバー・スーペリア>
「ボディの厚い重厚感」「葉巻が似合う」「樽由来の甘味と渋味と中程度のフィニッシュ」「オジサン風」といったクラシックなスタイル。
本日の6種の中で一番飲み応えがあり、好みだった。私がオッサンということか。
キーモルト=クラガンモア、etc

<ジョニウォーカー・ブルーラベル>
何と言っても「ピート感」「湿った黒い土」「樽由来のスパイシーさ」「穏やかな酸味」
ブルーラベルはプラチナより価格が高いが、age表示が無いのは若いモルトが入っているためか。
ジョニウォーカーの特徴は、黒ラベルでより顕著。
キーモルト=ロイヤルロホナガー、カーデュ、カリラ、etc

<響17年>
「エステル風な溶剤系」「高い香り立ち」「しっかりした果実の甘味」「フィニッシュにモカフレーバー」「若干の造り込み過ぎ感」
響17年を単独で飲むと美味いと感じるが、飲み比べると印象が異なった。
キーモルト=山崎、白州

<カナディアンクラブ20年>
「バーボンの香り」「しっかりした新樽のニュアンス」「単調ゆえの落ち着き・疲れ無さ」「弱い酸味」

HI3B1925.JPG

緊張感あるテイスティングセミナーだったが、大いに勉強になった。
このラインアップのテイスティングと的確な説明で会費4000円はCP高い。

講師は「ウィスキー・ワールド」のテイスターである谷嶋元宏さんでした。






Last updated  2013/03/04 07:55:10 PM
コメント(0) | コメントを書く
2013/03/02
カテゴリ:ウィスキー
先週の土曜日に186種類の香り体験をしてきました。
ナビゲーターは以前に化粧品会社の基礎研究所にお勤めだった谷嶋元宏さん。香りのプロですね。

現在は神楽坂「フィンガル」のオーナーバーテンダーの傍ら、専門誌「Whisky World」のテイスターをしておられる。

香り素材は、例えばフルーツは「フレッシュ」「缶詰」「ドライ」「ジャムなどの加工品」「リキュール類」などに分類され、それぞれを嗅いでいきます。

ハーブでも「フレッシュ」と「ドライ」「ティー」では、香りの立ち上がり方が異なってくることを実感しました。
もちろん、名前は聞いたことがあっても、香りを知らないハーブ類がたくさん!

花、草、野菜、穀物、ナッツ、茶、乳製品、甘味料、発酵食品、旨味食品等、ふだん私たちの身の回りにある素材についても、あらためて香りをノージングすると、気づくことがいろいろとあります。

あれ、これはこんなに酸っぱい香りだったのか、
これって、農家の香りのようだ、とか。

極めつけは、オイル・溶剤系で、アルコール飲料につきものの臭いですが、なかには劇薬指定されていて一般販売されていない物や、テイスティング表現にたびたび登場するけれど、嗅いだことのないものなどを体験しました。

2000円の会費で、非常に価値ある機会でした。
これだけの準備をされた谷嶋さんに頭が下がります。
これで少しは私のテイスティング表現が向上できるでしょうか?

谷嶋さん曰く、嗅覚はきたえれば進化するそうです。
そうすると街を歩いていても、さまざまな香りを感じることが出来ると。

  • DSCN3223.JPG
  • DSCN3221.JPG
  • DSCN3220.JPG
  • DSCN3215.JPG
  • DSCN3212.JPG
  • DSCN3210.JPG


箸休め的に、スコッチ・ウィスキーを数本ご用意いただいていましたが、それが半端なものではなかった!

DSCN3218.JPG

DSCN3214.JPG

ハイランドパークの30年物・ボトラーズ品や、ブラドノックの19年物。
これだけでも会費以上ですね!






Last updated  2013/03/02 12:00:51 PM
コメント(0) | コメントを書く
2013/01/31
カテゴリ:ウィスキー
どこで手に入れたのか、お役所に勤める独身の若い男の子が、こんなウィスキーを持っている。
「オーナーズカスク」とは、ウィスキー原酒を樽ごと購入するシステムで、サントリーの場合は1樽50万円~3000万円で販売されました。(現在は休売中)

世の中で唯一無二のウィスキーを手に入れ、かつオーナー直筆のサイン入りラベルが貼られたオリジナルボトルに瓶詰して送られてくるので、記念日や贈答品など様々なシーンでオーナーが活用することができます。

彼が持ち込んだのは、1993年蒸留のシングルカスク。

HI3B1885.JPG
なぜか、サインは入れていない。

HI3B1886.JPG
アルコール度はなんと62度!
ボトリングの時期は不明ですが、なぜ20年近くも経ってアルコール分が62%なのだろうか?

通常、蒸留したてのウィスキー(「ニューポット」と言います)は、だいたい67%前後のアルコール分。

それが樽に入れて熟成する間に、「天使の分け前(エンジェル・シェア)」を毎年2%前後ず
つ与えながら(蒸発することを洒落てこう言う)、アルコール分も少しずつ落ちていきます。

同じ倉庫の中で貯蔵しながらも、樽によってエンジェル・シェアの割合は異なります。

地面近くに置かれていたか、倉庫の上部に置かれていたかにより、湿度や温度が違うからです。

サントリーの白州蒸留所は、世界的にも珍しい「森の中にある」蒸留所で、その分湿潤な環境の中にあることが、「揮発」の少なさに影響しているのだろうか。


こうしたウィスキーは、まずはストレートで味わうのが流儀なので、すでにだいぶ飲んでいた私は、翌日二日酔いに苦しめられました。
すべて飲んだ人の自己責任ですけどね。

貴重なウィスキーをありがとうございました。






Last updated  2013/01/31 12:36:33 PM
コメント(0) | コメントを書く
2012/12/30
カテゴリ:ウィスキー
今月、レバント東武ホテルで開かれた「WHISKY Festival 2012 in 東京」のご報告です。

ウィスキー輸入業者を中心に32企業が出展、数百種類のウィスキーが3500円の前売り券で試飲可能という、マニア&業界人垂涎のイベントです。(一部ビンテージ物等有料試飲酒あり。)

DSCN3099a.jpg
パグパイプが会場でお出迎え。

DSCN3101a.jpg
ジョニ・ウォーカー氏もいらっしゃる。

笑顔で迎えてくれた明治屋さん取り扱いの「ダルモア」からスタート。
DSCN3106a.jpg

DSCN3105a.jpg
12年、15年、18年、シガーモルトを立て続けに試飲する。
12年はオールラウンドに飲まれるタイプ。
15年と18年の違いは大きい。シガーモルトは燻香強く面白い。
日本酒試飲会のように「吐き壺」がないので、飲んで胃の中に収める。

輸入業「スコッチモルト販売」のコーナー。
DSCN3107a.jpg

私の好きな「ロングモーン」のボトラーズものをいただく。
ニッカの創業者・竹鶴政孝氏が修行した蒸留所の一つ。
DSCN3110a.jpg

アイラモルトの高級品「ラガヴーリン」の10リットル樽。
小樽ゆえに熟成の進行が普通の樽よりも数倍速いという。
DSCN3108a.jpg
さすがに人気のモルト。老若男女、次々と試飲していきました。

そこで「ピート・ピーナッツ」で箸休め。
DSCN3109a.jpg
ピートで燻した香りがしっかり付いてうまかった。ひと袋1000円。
子供が普通のピーナッツと思って食べたらビックリだろう。

輸入業「モエ・ヘネシー・ディアジオ」社の「アードベッグ」。
DSCN3111a.jpg
「TEN」から始まって「ウーガダール」(スモーキー)、「ブラスダ」(甘くておいしい)、「コリーヴレッカン」(スパイシー)を飲み放。

スカイ島の「タリスカー」25年もの4種飲み比べ。
これだけでもバーでは軽く1万円超え。
DSCN3113a.jpg
カスク・ストレングスだから皆アルコール度は50%超え。
日本酒だったら「無濾過原酒」と同様。

アイラ島「ラガヴーリン」様のお出まし。
DSCN3118a.jpg

アイラ島で一番新しい蒸留所「キルホーマン」もありました。
DSCN3126a.jpg
まだ3年未満なので、「スコッチモルトウィスキー」を名乗れず、「ニュースピリット」となっています。色もほとんど透明ですね。
なお、日本ではこうしたレギュレーションはありませんので、混ぜ物がなければウィスキーを名乗れます。

三陽物産が輸入する「アンノック」。
DSCN3119a.jpg
特に12年ものはフローラルな優しい香りが癒しになる。
アイラ、スカイと島続きでピートに燻されたあとだけに一息つく。

ハイランド地方の「アヴァフェルディ」。
DSCN3121a.jpg
12年はフルーツグラノーラのような香り。
21年はもっと品を良くした奥行の深い香り。

ここは「ベリー・ブラザーズ&ラッド」社のボトラーズモルト。
DSCN3124a.jpg
この辺まで来ると記憶がやや薄れてきている。

ニッカが20年以上前に買収したスコットランドの「ベンネィビス」。今はアサヒがオーナー。
DSCN3129a.jpg
日本では「ベンネィビス」は安物ブレンデッドウイスキーの流通が多いが、このシングルモルトは間違いなく美味い。

ここからはジャパニーズウィスキー。
今や「ベンチャーウィスキー」という社名がふさわしくないほど著名になった「イチローズモルト」。
「イチロー」は大リーガーのイチローではなく、社長・肥土(あくと)伊知郎さんのお名前から。
DSCN3120a.jpg
カードシリーズのスペードの7。羽生蒸留所時代のものですね。
1990年蒸留、2012年ボトリング。
1回目はホッグスヘッド、2回目はコニャック樽での熟成。
これはよほどのバーでないとなかなか飲めない。

ニッカ・余市の10、12、15、20年の豪華ラインアップ。
DSCN3123a.jpg
こうなるとどうしても20年から飲んでみたくなるのが人情。
今では世界でも唯一か唯二くらいの「石炭直火蒸留」が余市の特徴。
しっかりした男性的な、ちょっと焦げ臭い味わいでファンは多い。

創業者の名を冠した「竹鶴」。
DSCN3122a.jpg
シングルモルトではなく、ピュアモルトと言っているのは、余市と宮城峡のモルトをブレンドしているから。
数年前にスコッチ協会の定義づけにより、本場では「ブレンデッドモルトウィスキー」と呼ぶようになった。

この竹鶴は私の好きなブレンディッドの一つです。
17年、21年はやはり美味いが、12年物はコスパが抜群に良いと思う。

最後にサントリーの「響」。
DSCN3128a.jpg
こちらは普通の「ブレンデッドウィスキー」。
大麦以外の穀物から蒸留した「グレーンウィスキー」が混和されています。

香りの取り易い、優しい飲み口のジャパニーズウィスキーの典型。
疲れた時や優雅さにひたりたい時などにはグッド。

話はそれますが、娘の子供(=私にとっての初孫)の名前は「響(ひびき)}君にするらしいです。
娘夫婦は全然ウィスキーも飲まないのに。
ウィスキー好きなお爺ちゃんとすれば、まあいいだろうと。

まだまだたくさん飲んだし、さらに飲みきれないウィスキーや、カクテル、ハイボールなどもありました。
が、私の酒量の限界を超えました。
ごちそうさまでした。






Last updated  2012/12/30 06:49:11 PM
コメント(0) | コメントを書く
2012/12/22
カテゴリ:ウィスキー
日本酒の次に好きなシングルモルト。
手製の180ml小瓶に分け入れてどこへでも出没。
ラベルはスキャニングして印刷しました。

DSCN2455.JPG

英国王室からRoyal冠付けを許された3銘柄の一つ「ロイヤルロホナガー12Y」。
最北の蒸留所、オークニー島の「ハイランドパーク12Y」。
アラン島の「アイル・オブ・アラン10Y」。

どれもオリジナルボトルのスタンダード品ですが、個性がそれぞれ違っていて楽しい。
年末年始は飲み過ぎないように。






Last updated  2012/12/22 10:31:04 PM
コメント(0) | コメントを書く
2012/11/10
カテゴリ:ウィスキー

東京芸術大学美術館での「尊厳の芸術展」に誘われて、その帰り友人たちと上野界隈へ。
メンバーの一人がこの辺りを庭のようにしていたので詳しい。

アメ横の「大統領」近くの似たようなお店でサクッと飲んでから、さらに御徒町の居酒屋へ。

彼は脳梗塞で倒れて以来リハビリ中なので、体重が120kgから85kgまで減量したとはいえ、ストップを出し、ここで解散。


そのあと湯島天神下まで歩いて、本当に久しぶりに、恐らく○十年ぶりに「ノア」を訪れた。

マスターの石墨さんは、日本酒をベースとした「サムライ」カクテルの創作者で、国際的なカクテルコンクールで初めて日本酒のカクテルが入賞した実績を持つ。

今や、どこのカクテルバーにおいても定番のレシピ。「サムライロック」とも言われる。


どうにか私のことを覚えてくれていたようで、当時一緒に来ていた職場の同僚の名前を出すと、記憶は完全によみがえったようでした。

バックバーにはかなりビンテージのスコッチボトルが並ぶが、ここではやはり「サムライ」を飲もう。


フレッシュライムで割り、ロックスタイルで提供される「サムライ」を飲むと、一気に走馬灯のように若かりし頃の無茶飲みの情景が思い出される。

そして、やはり美味い。

石墨さんもすでに72歳になられたとのことですが、このカクテルを創作した当時は生ライムがなかなか手に入らず、1個500円とか1000円を出して購入したという。


そうそう、付け加えなくてはいけないのが、お通しで出される自家製ドライフルーツ。

5-6種類取り混ぜたフルーツの断片を味わうだけでも、この店に来る価値があると言えましょう。


サムライは飲み干しても、ドライフルーツはまだ沢山あるので、もう一杯飲む。

3.11の大地震で、1本20万円相当の貴重ボトルをはじめ、この世に僅かしか残っていないビンテージのスコッチが、完膚なきまでに棚から倒れ落ち、大変な被害を被ったとのこと。

階下の飲食店では天井からウィスキーが滴り落ち、この店もしばらく休業せざるを得なかったという。

今は棚の縁にひっかかりを設け、さらにヒモを渡して落ちないようにしている。


注文したのは「GLENDRONACH 12y」のニート。
スタンダードのハイランド・シングルモルトですが、これも美味い。

この蒸留所は、ポットスチルの石炭の直火焚きをスコットランドでは最後まで行っていた。

日本ではニッカの余市蒸留所がいまだに石炭直火焚きを、まるでSL機関車の釜にスコップで石炭を投入するようにやっている。

そうこうするうちに、常連らしき男性が入店。

なにやら、初めて行った北千住で、立ち飲みの串揚屋に3時間居たという。

立ち飲みで3時間飲むというのは、相当良いお店だったのだろう。
店名を聞くのを忘れましたが。


さて、私はさらに根津に行きたいお店があったので、本日は適当なところで辞去しました。
お会計は3000円。
またこちら方面へ来た時には寄らせていただきますね。






Last updated  2012/11/10 12:03:44 PM
コメント(0) | コメントを書く
2012/11/09
カテゴリ:ウィスキー
「敦盛」を出てすぐのところの「それがし」に向かう。
本日のメインターゲットとも言える。

が、1階カウンター席は満杯。
それも「紅一点」も無く、見事なばかりの紺色サラリーマン軍団。

「日本人に、日本酒を!」と叫ぶ熱いマスターのお話しをうかがいたかったが、残念ながら今日はパス。

空席目立つ五反田の料飲店の中で、ひときわ盛況のこのお店。
以前はハッピータイムのような形で、早い時間に行けば飲み物半額サービスをやっていたようですが、見事に繁盛しましたね。


本日は山手線の内側に入らずに、西五反田限定で独り酒をするつもりだったので、そのまま大崎広小路方面へ。

マークしていたお店は「和酒バール AGI」。
アメリカの保険会社グループのような店名。あっちはAIGだけど。

店内を覗くと、縦長店舗の奥のほうでサラリーマンの塊りがワイワイした雰囲気が・・。

「敦盛」でまったりゆるりとした空間を過ごしてきた身とすれば、やや溶け込めない感じ。

ここは独りで行くには、早い時間にサクッと2杯くらい引っかけに行くようなお店と理解。


そこで山手通りを渡って、ソニー通りと桜田通りに囲まれた三角地帯にある「Bar Amami」を訪ねました。

日本酒から洋酒への転向です。誰かに怒られるかも知れませんが。

入口ドアの右側外壁が、ウィスキー熟成樽の実物大のような写真に飾られ、なかなか趣のある雰囲気。

入れば適度なバー照明の照度。

内装というよりは、凛とした二人のバーテンダーさんのたたずまいがオーセンティックな雰囲気をかもし出しています。


着席してバックバーのボトルに眼をやり、最初に頼んだのが「CRAGGANMORE 12y」。

スコットランド・スペイサイドのシングルモルトで、繊細かつ甘い芳香が好きです。

家にもボトルがあるのですがいつもストレートで飲むので、フロートスタイルで注文しました。

冷たい氷水の上に、ウィスキーを静かに注ぐので、最初はストレートで、次にロックを、途中で水割りを、最後はチェイサーを飲む形となります。


次に注文したのが「CAOL ILA 12y」。

アイラモルトの中でも「LAPHROAIG」のような強烈さは無く、中庸を行くタイプです。

ひと口すすって、思わず「アー・・」と声が出る。やはりこのモルトは好きだなと思う。

家にはこれの12yと18yとCask Strength があるのですが、まだ開栓していないので。
買って正解だったと密かに満足する。


そうこうするうちに、若い男性が一人で入店してくる。

「こういうお店は初めてなのです」と自ら告げながら、バーを楽しもうとする感じの良い青年。

したがって、もう一杯注文。
あわせてガーリックトーストも。

今度はニートで「BLADNOCH 16y」を。
これはローランドの南端。
言い換えれば、スコットランドの一番南の蒸留所のシングルモルト。

「ですよね!?」とマスターに言うと、やおら土屋守著の「シングルモルトウィスキー大全」を出してきて確認している。

「そうですね、おっしゃる通りです」と言われるので、
「一応、スコ文研(スコッチ文化研究所)の会員なんですよ」と、バーテンダーさんなら誰でも知っている組織の名前を出して、ちょっと気取ってしまいました。

テイスティングは、ソフトでスムースで優しく、フィニッシュは僅かなスモーキーさを味わえる好酒でした。

家にあるのはこれの14yで、やはり未開封なのです。
最近は家飲みをあまりしないので、飲む機会が無いのですが、いずれ開けるときが楽しみです。


ふと気がつくと、やたら饒舌になっている自分がいる。

これではオーセンティックバーの雰囲気を壊しかねない、と勘定をお願いして退出する。

正確な金額は覚えていないのですが、確か4000円前後だったと思う。
都心に行けばこんな値段では飲めない。

非常に良心的なショットバーと分かったので、五反田を通る時にウィスキーを飲みたくなったら、また是非とも寄りたい。


蛇足ですが、帰宅して調べたら、この時のんだシングルモルトは、ウィスキー評論の大家・故マイケル・ジャクソン著「MALT WHISKY COMPANION」において、各90点、83点、85点の高得点酒でした。
アルコールは嗜好品だから、人の評価はあまり関係ないのですが、自分なりに「なるほど」と納得。






Last updated  2012/11/09 05:37:59 PM
コメント(0) | コメントを書く

全16件 (16件中 1-10件目)

1 2 >


Copyright (c) 1997-2021 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.