さすが網走!「監獄」無双を飲む。
北海道の続きです。網走湖畔の宿でお酒を頼んだら、でっかく「監獄」という文字が際立った瓶が出てきました。網走=刑務所というイメージを逆手にとった商品戦略でしょうか。良く見ると「監獄無双」という名のラベルで、醸造元は旭川の高砂酒造です。この蔵元は国士無双という銘柄で有名です。翌日チェックアウトのときにフロントの人に聞くと、このホテル独自ラベルではなく網走市内でも流通しているラベルとのことでした。原材料は米と米麹だけですから米だけの酒なのですが、純米酒とは名乗っていません。こうじ米の使用割合が15%以下なのでしょう。ご存知の通り、2004年より「清酒の製法品質表示基準」が改定され、純米酒の精米歩合70%以下の基準はなくなっています。さて、味の方ですが、連日飲み続けで胃のほうも疲れ気味ですが、オホーツク海の珍味や毛ガニとも良く合い、充分堪能しました。ああ、日本酒天国、いい気持ち・・・。