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2012.08.13
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カテゴリ:中学受験について
kyuuraku.jpg


娘の受験生当時の話です。


6年生の8月末に受けた
日能研の全国公開テストで娘は、

それまで60以上の偏差値を維持してきた算数の偏差値が
44まで落ち込むという成績の急落を経験しました。


これが実際の数字です。



1月 首都圏模試:63

4月 四谷大塚 第1回合不合判定予備:62

7月 四谷大塚 第2回合不合判定予備:60



ときて、


8月 日能研 全国公開テスト:44


と真っ逆さまに転落しています。


当時の記事ではこの急落を
大げさに、富士急ハイランドの「高飛車」に例えていますが、
あながち間違いではないと思います 笑



その時の私の感想は、

(・・・やっぱり・・・)

でした。
さすがに16も落ち込むことは予想していませんでしたが、
成績が下がるであろうことはわかっていました。


「兆候」があったのです。



1つが、
予習シリーズ6年上の理解が悪かったこと

算数は4年生の10月から、6年生の夏休みまで予習シリーズ
をメインに勉強を進めましたが、6年の上に入ると1週間1単元のペースで
続けて行くのが厳しくなりました。

練習問題が半分程度しか解けず、都度解説をしても、
2、3週間後の復習の時にも解けないままの状態で、
消化不良をおこしていました。

7月の第2回合不合判定予備では偏差値60のラインは死守したものの、
教えている側としては、60を越えているという手応えが全くなく、


(このままではまずい・・・)


と、考えるようになりました。




2つめが、
予習シリーズの復習に手が回らなかったこと

「予習シリーズの復習・・・」何だかおかしい響きです・・・笑

それはいいとして、予習シリーズの6年上の理解が悪いと書きましたが、
5年下までの内容は、勉強を教えた段階ではまずまず理解していました。
ただ、6年上に手を焼いて、5年上下の復習にまで手が回らず、


(5年生までにやった単元を忘れてないか・・・)


と、5年生までの勉強内容の定着に不安を感じていました。




3つめが、四科のまとめの結果が悪かったこと

四科のまとめは、ネットで発売されてからすぐに購入し、
8月の半ばまでにとりあえず1セット終わらせましたが、
その正答率が5、6割といったところでした。

この結果は正直ショックでした。
四科のまとめは「広く浅く」タイプの問題集で、
中学受験算数のほぼ全ての単元をカバーしています。
ただ、個々の問題は一行問題レベルの基本的なものです。

7月までに一通りの単元は終えているし、
難易度の高い問題はまだ解けなくても、基本的な問題ばかりだから
7、8割は解けるはず・・・と、はじめる前に考えていましたが、
そうではないことに直ぐに気付かされました。


(基礎が全くできていない・・・)


と・・・



3つもの兆候がありながら、抜本的な対策を取らなかったのは、
やはり、それまで安定した結果を出し続けていたことと、
直近の模試結果もさほど悪くなかったことから、
それまでのやり方を大きく変える必要はないと考え、
目の前にある、基礎力のなさに起因する
3つの問題から目を背けていたからです。




その後の8月末に受けた日能研の全国公開テストで、
自己ワーストの、点数半分以下、偏差値44を叩き出し、
ようやくこの時点で目が覚め、手遅れかもしれないと思いながらも、
9月、10月は、算数は基礎強化と決めて、再起を図りました。


その時に、もっと早くに手を打っていれば、
7、8月を基礎力の総チェックにあてていれば、
その後の受験勉強にもっとゆとりができたのに・・・
と、悔やんだことは言うまでもありません。



幸いだったのは、手遅れではなかったことです。

でも、もし、このまま私が



(算数は、5年生の後半から偏差値60以上をずっと維持していたから、

今回の偏差値44はたまたま。

ちょっと調子が悪かっただけ。

本当はもっと実力があるはず・・・

一番よかった時の偏差値が、子供の本当の実力。)



などと、現実を直視しない、過去の結果にすがった楽観的な考え方に
とらわれ続けていたら、第一志望校合格は絶対になかったと思います。


基礎がガタガタのまま、過去問や難問に取り組み、
豪華な上物を作ろうとしては崩れ、作ろうとしては崩れ・・・を繰り返し、
成績は低迷。

そして、1月の「breakthrough」はなかったまま
不合格に終わっていたでしょう。



2013年の受験を控えた子供たちにとって残された期間はあと半年。

今現在の子供の実力に対する親の認識と、それに対する判断が
半年後の合格・不合格を決めることもあるということをお話したくて
今回、体験談を記事にしました。



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Last updated  2012.08.13 14:29:56
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