新春の便りをみて・・・

学生時代の友達から届いた年賀状を見て 思わずニヤッとしてしまった。 音楽好きは学生時代から同類だった。 が，しかし・・・ 好きなアーチストが全く一致した事がなかった。 私が"ふきのとう"に熱を上げていた頃 彼女は"佐野元春"or風の"伊勢正三"を好んで聴いていた。 互いに好きなアーチストの話を熱弁する。 しかし，彼女の方がいつも上手だった。 録音したカセットを持ってきては 「良い歌だから是非聴いてみて」と 有無を言わさず強要する。そして私に曲の感想を聞いてくる。 ・・・なので聴かざるを得ない。 でも，彼女の好きな音楽は聴いていていつも新鮮だった。 自分が固守する音楽とは違う。 "まずは受け入れる事" 彼女が選ぶ音楽を聴いて私の意地っ張りさが顕わにされる。 今年届いた年賀状には去年"マキシマムザホルモン"と"柴田 淳"に感激にした事が 昔ながらの字で走り書きしていた。 「ステキやったよーーー。」 あの頃の彼女の笑顔がすぐに浮かんできた。 もちろん即，どんなバンドか気になって調べみた。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マキシムザホルモン 　　　　　柴田淳『君が思えば…』 "マキシムザホルモン"の去年の「ベスト版3 」のアルバムの曲目を見て ぶっ飛んだ。 ・ぶっ生き返す!! ・絶望ビリー ・糞ブレイキン脳ブレイキン・リリィー ・恐喝kyokatsu 　　　　　　　　　　　　　　etc 何・・・何・・・ そのタイトルみて何故かホッとした。 私が好んで聴く音楽とは正反対 感覚重視，刺激，過激を今もステキに楽しんでいる彼女が嬉しかった。 昔と変わらないでいてくれるって良いよね。 でも私が聴けそうなのは"柴田 淳"の方だけかな?