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カテゴリ:マラソン
晴れて暑かったのもスタートから20~30分程度の間だったと思います。その後はほぼ曇り空となって、気温は高いものの、凌ぎやすくはなりました。
マラソン仲間のD夫婦がいつもの場所、JR鷹取駅で待っていてくれました。ここは道幅が狭くランナーにとっては混雑して走りにくいのですが、応援する人からはランナーが近くて、便利な駅前。人気の応援スポットです。 応援を頂けるのは本当にありがたいですよね。ポケットに持っていた黄色の手袋をDさんに渡しました。 さて僕は神戸マラソンを走るのが今回で5回目になります。この3年は連続で当選していて、コースについてはよく知っている大会です・・・と言っても「5時間ランナー」ですので、これまでも5時間から5時間20分かかっていますが(汗)・・・なので分かってはいるものの、須磨から明石までは細かなアップダウンが結構ありますよね。JRと山陽電鉄の2線が平行して走っているのでそれと交差するときに立体交差になるし、垂水でいったん2号線から離れてアウトレットを通るコースも川を渡るために2度ほどアップダウンがあります。 このアップダウンが徐々に体力を削っていくんですね。普段20~25kmをランニングしてもそれなりにキツいものの何とかペースを落とさず走れますが、ここでは、明石のくら寿司を折り返した後、まだ20km地点にも達していないのに、妙に疲労感が出てくるんです。 それでも頑張って走っていましたが、JR塩屋駅付近の上り坂がしんどかったです。そのしんどい時(うつむいて走っている時)、またDさんが声をかけてくれたのですが、応援予定の場所ではなかったことと、Dさんが僕に気づくのがやや遅く、後ろから声をかけでくれた感じになってしまいました。僕自身は、僕の名前を叫ぶ声が聞こえたものの、同姓のランナーが僕の近く(後ろ)に偶然いたのだろうと思って、振り向くこともしませんでした。本当に申し訳ないことをしました。
しかも、垂水~須磨の海岸線コースに入った途端に、再び雲が切れて陽が射しはじめたのです。顔の右半分に太陽が照りつけて、また急速に暑くなってきました。エイドの水も、飲むので1杯、顔に1杯、頭に1杯ということで、頭をびしょ濡れにしながらのランとなりました。
さらに30kmの計測点をすぎ31.5km付近(ここは事前に決めておいた場所)で、再びDさんに遭遇。Dさんとその友人のYさんもいて、冷えたコーラと冷えた?エアサロ、さらに氷の入ったビニール袋、冷たいお手拭き、という「冷却」大サービスを受けて、感激しました。他のランナーのかたがうらやましそうに見てた・・・かな。 ここを過ぎた辺りから、救急車が2~3回来ました。空はまた曇り空になっていましたが、やはり暑さで熱中症のような症状になるランナーが続出したのでしょうね。救急車は最後40km付近・神戸大橋にも来て救助していたので、出動が多かった大会じゃないでしょうか。
ともあれ、僕も体力をかなり消耗して、30kmから40kmの10kmは大きくペースダウン。ハーバーランドを過ぎると最後に待ち受ける激坂。絶対に歩かないぞ、という気持ちだけで腕は振りましたが、足が付いてこず、競歩のような感じで必死に坂を上がりました。さらに神戸大橋の前にもう1段の坂。この橋を越えると急な下り坂ですが、去年は下りもキツかった覚えがありますが、今回は時計(ガーミンの代わりにGショックを着けていた)を見ると、もしかして5時間を切れる可能性もあると、疲れた頭で計算し、ペースアップしました。
実際には残り2kmになった地点で5時間を切るのは無理だったのですが、自分の計算間違いに気づかず(苦笑)最後まで頑張りました。 ゴールの後は足がガクガクでした(泣) 結果は5時間3分。去年のタイムが5時間4分だったので、ほとんど同じですが、たった1分だけでも縮めることができたのは、年々体力が衰えるこの年齢になると、嬉しいものです。途中23km付近でトイレにピットインしたのですが、それさえなかったら・・・とは思いましたが、去年も1回ピットインしているので、それは同じですね(笑)
改めて去年の記録証と比べてみてビックリ。40kmまでは、去年のほうがタイムが良いんです。最後の2.195kmが去年より2分も速くて逆転したのでした。計算間違いで頑張ったのが好結果になるなんて。もしかしてガーミンなんか無くても良いのかも(爆)。「5時間ランナー」の面目躍如? いや、面目ない?・・・
そして最後は応援に来てくれた仲間と焼肉で乾杯! このために走っているようなものです(笑) ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.18 20:29:07
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