建築ブログ～南大阪で小さな家を建てる～

土地を購入することに決まってすぐ、
夫の親には夫から電話をしてもらいました。

私（妻）のほうの親には、私から電話。
こちらは融資をお願いしていますから、
さっそくお金をお借りすることと、金銭借用書を作ることの打ち合わせ。
（次の日、私は会社を休んで、一緒に公正証書を作りに梅田の公証役場へ行く約束をしました。）

親への報告は簡単でしたが、一番気が重いのは、私の会社の同僚である私の親友。
キタの都市部のきれいなマンションで一人暮らしをする彼女は、私に前々から
「引越しするなら、ぜひうちの家の近くに」といわれていました。
「たまにはベビーシッターだってしてあげるし、お互い困ったときに近くにいてると
なにかと便利だし、寂しいときにもすぐに行き来できるし！」と。

でも、キタの方は地価も高くて手がでないし、私は庶民的な南大阪が気に入ってる。
子どもの保育園も気に入ってるし、ここで良好なママ友コミュニティーもできあがってる。
この環境を捨てるのは勇気がいる・・・。

というわけで、今すんでいる地域の中で選んだ土地だったのだけど、
「南大阪で家を建てることになった」というと、当然のことながら、親友はかなり落ち込んでいました。その様子を見て、私も「本当にこれでよかったのかなあ」と少しブルーに。
マリッジブルーならぬ不動産ブルーになりかけているかも・・・。

夫は「北摂の方が子どもの教育レベル高いっていうし、行ってもいいよ」と言ってたし、
南大阪に住む夫の両親も、「もともとは北大阪に住んでいたし、北摂もいいね」と言ってたし、
キタの方にすむ私の母はもちろん、大歓迎だったはず。
「良好なママ友コミュニティー」なんて言ってるけど、もともとは、私、しがらみ嫌いだったはずだし、
この南大阪にこの先、ずっと住む必要性ってあったんだろうか・・・。
わからなくなってきた。この地域にこだわって今まで土地を探してきて、
気に入った土地を入手できるようになったんだから、いまさら、何を・・・って感じだけど。

夫に言うと、「アメリカに行くわけじゃなし、大阪の北か南かなんか、大きな問題ちゃうやろ。」と。
そうだよね～。もう走り出したんだし、縁があったんだから、腹をくくらねば！