2016/11/05(土)08:20
神から人へ ◎神の魂・己の神を呼び起こせ◎
神から人。神から人へ、教え伝えし幾千、幾万、幾億人。さほどの数の人類人種、生まれて消えてを繰り返し、その数、回数数うに能ぬ。なれどもさほどの苦労も甲斐なく、今早や時は終末ならん。なれど、そにても諦めぬなり。人類再び再生せんを。神の手伝い多く遣わし、この世を立替え直さんと、み役を授けて下ろしたれば。いつか必ず神の御用を、気付き果たさん魂増えなん。神の心を知れよ、子よ。神の心を頂きて、魂分けられ、与えられ、有り難かるは ことばさえ、使うを許され、恵まれて、尚も向上進歩をせぬは、いかなる事態か、醜態ならざる。神の心を汲めよ、子よ。親の心は測れぬか。親の心は見え得ぬや。神も人とて心は同じ。子を思う愛と情けは、涙もこもれる。慈愛と無償の献身挺身。ただに願うは子の精進。無事なる生還、安らかな顔。神の心を解けよ、子よ。ただ問うになく、自ら求め、己の心を近づけてみよ。人のため、己の人生捧げても、人の幸せ、健康を、祈り働く真の奉仕。尊き心と魂は、光も宿らん、力も満ちん。己の心を輝かせ、己の魂磨けよ、人よ。人に遅れて行なうになく、ただに歩めよ、一筋の道。 人には、幾つも悲しみ、苦しみ、ありて見えど、そは幻。ありて見えるは、己の作る、我欲我執の裏返し。心素直に正しく持たば、何の苦しみ、困難あらん。歓び感謝は自ずと沸きて、自ずと我を満たするものを。人と比べて己苦しめ、人と比べて己を卑下し、感謝の心を忘れ果て、ついに堕ちなん迷妄地獄。執着嫉妬は己の妄想。己の勝手な尺度を持ちて、測る過ち、早く正せよ。 曲がりし尺度に何を測れん。汚れし鏡に何が映らん。己の曇れる心にかかる、不安悩みを祓えよ、人よ。かかれる雲を取り払わば、自ずと光も強まりて、己の暗き心の闇(病み)も、照らされ明るみ、正されん。神の心を読み取れ、人よ。 人の行い、世事事件。世界をめぐる紛争戦争。自然破壊に、環境汚染。天変地異もまたしかり。神の嘆きのそのままに、人はあやまち繰り返し、さらに深めん罪汚れ。神の怒りと悲しみも、今早や鎮まり、あきらめに。なれど、最期の機会を与え、人の力で甦らせよと、最期の機会を、教えを授けん。最期の機会を逃すな。人よ。畏れおののき、逃げ惑いても、運命変わらず、宿命逃れず。なれば、向かえよ。消えゆく前に。己の困難、苦しみに。神に試され応えて見せよ。己の真を、魂を。神の望まる神意を悟り、己の意志にて行動起こせよ。今立ち上がれよ。勇気を奮い、怖じ気ぬ姿を見せてみよ。神の心を我がものにせよ。遠く遥かなものになく、己の手中に輝ける星。そに気が付かば、道は拓けん。神の心に、はかれよ、人よ。己独りの決断にては、過ち犯すも常ならん。なれば尋ねて、答えを求めよ。さにて心は神に近付き、やがては神と一体とならん。神の心を広げよ、人に。 人の心の奥底の、眠れる神を起こさばよからん。人の全てに備えられてる、神の魂、己の神よ。人の全てが平等に、神の恵みを頂きて、神の心に気付かんようにと、神は始めに望まれぬる。なれば、人の全てが己の、内なる神を呼び起こせよ。己の内なる神の存在、迷わば見えず、失われなん。今、望まるるは、人の全てが、内なる神を呼び覚まし、神の通信交信を、全ての人が行わんこと。休む暇なし、時は迫れり。早くに書記を、広げ、読ませよ。疑う者にも、説きて、聞かせよ。信じぬ者にも、分けて与えよ。全てが神のご本意なれば、人は迷わず実行せよ。 明るき光に照らされて、あの世に続かん階段を、迷わず、堕ちず、昇り来よ。神の広げるみ手に抱かれ、救われあがれよ、天への道を。あの世は遠く、彼方に見えども、あの世この世の境は低く、明日と今日との差ほども違わぬ。時が流れて、今日が昨日に、明日が今日になるように、あの世は続かん、淀むことなく。神の仕組みを悟れよ、人よ。時は無限に流れる大河。始めと終わりの区別なく、地上を流れて海へと続き、海から天へ。天から地上へ。全ては循環、一つの流れ。人は、木の葉か、魚か、石か。流れに任せる者もあり、流れを逆らう者もあり、流れを自ら切り拓き、自ら進まん者もあり。いずれも変わらぬ、時代を超えて、無数の木の葉が、魚が、石が、流れに浮かび、流れに消えぬる。時の流れに委ねよ、人よ。なれど、流され漂うのみの、意志なき木の葉となりぬるなかれ。時の流れに遅るな、人よ。時の流れに取り残されて、河の底へと沈むなかれよ。悠久なるまま、滔々と、時は流れぬ、止まることなし。時の流れに終わりはなく、全てを流して、母なる海へ、帰して始めに戻るなり。 神の心そのままに、顕し映すが、かの河なれば、河の流れに抱かれて、流れと共に神を感じよ。河の流れの雄大さ、寛く深けれ、底まで見えぬ。なれど、河には数々の、生きとし生ける全てのものが、神に委ねて流されん。多くの命を呑み込みて、河はただ滔々と流れたり。人の歓び悲しみも、無きが如くに流れたり。神の心を知らせよ、人に。やがては全ての人も共に、神なる河に流されぬれば。流れの中にて何を思わん。何を求めど、逆らえど、時の流れは戻されぬ。再びめぐる人生を、待ちて再生復活を、許され戻るを祈るのみ。神の心に逆らうなかれ。返りて溺れ、沈みゆかん。神の心に流されよ。流され委ねて、流れに乗りて、初めて知らん、神の御心。時の流れに遅るることなく、時より先に進むなく、ただ相和せよ、時の流れに。今ある時の恩恵を、身に沁みてこそ、時は流れん。時の流れに乗る者は、無限の時を手に入れる者。さにて。
神の声を伝える人
ひふみともこ 著書 「神から人へ(下)」より抜粋
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